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【特集】オールアバウト東寺

芸術新潮 2019年5月号

(毎月25日発売)

1,440円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2019/04/25

発売日 2019/04/25
JANコード 4910033050599
価格 1,440円(税込)
●目 次

【特集】オールアバウト東寺

早わかりイントロダクション
1 東寺ってどんなお寺?
2 真言宗ってどんな教え?

グラフ
平安京の面影やどる境内へ

東寺仏像総覧 解説 皿井舞

I 講堂篇
空海プロデュースの仏像宇宙
カルテNO.1  五仏(五智如来)像
カルテNO.2  五大菩薩像
カルテNO.3  五大明王像
カルテNO.4  梵天・帝釈天像
カルテNO.5  四天王像

II 金堂・食堂・御影堂篇
巨像と秘仏
カルテNO.6  薬師如来像及び両脇侍像
カルテNO.7  千手観音像及び四天王像
カルテNO.8  聖僧坐像/地蔵菩薩立像
カルテNO.9  不動明王坐像/弘法大師坐像

III 請来仏篇
エキゾチック・チャイナin東寺
カルテNO.10  兜跋毘沙門天立像
カルテNO.11  五大虚空蔵菩薩坐像

IV 鎮守八幡宮・五重塔 他
日本の神もインドの鬼神も
カルテNO.12  八幡三神像及び武内宿禰像
カルテNO.13  金剛界四仏像及び八大菩薩像
カルテNO.14  二間観音像
カルテNO.15 夜叉神立像

マンガ
新弘法大師行状絵詞
絵 伊野孝行

世界はほとけに満ちている
やさしい曼荼羅ガイド

コラム1 お大師さまの遺品
コラム2 生身供・御影供・弘法市 お大師さまと行事

舎利パワーが国家を守る
空海のもう一つの夢
解説 瀨谷貴之

史料がかたる東寺の1200年
解説 新見康子

展覧会案内



◆ 第2特集 ◆

追悼
橋本治はなにを見たか
文 大島弓子 山岸凉子 馬渕明子 樋口一貴 矢内賢二

◆ Art News exhibition ◆

ルート・ブリュック
はじめて出会う、陶の詩
文 内山さつき 古市真由美

◆ Art News special visit ◆

仁和寺観音堂&金堂壁画群の知られざる壮麗



◆ Review ◆

  • タワン・ワトゥヤ/志賀理江子/三宅一樹/松元悠/ベルナール・フリズ



◆ Global News ◆

  • Milano「アントネッロ・ダ・メッシーナ」展
  • Berlin「モスクワの動物園―ソビエト連邦からのおもちゃの動物―1950~1980」展
  • Liverpool マージー・フェリー「エヴリバディ・ラズル・ダズル」
  • New York「あやうい身体」展



◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

ちょっといいで書?〈25〉
ストリートで見つけた気になる字
選・文 中澤希水

Goods & Shop

時と光の美術館〈25〉
ジョージ ジェンセン

リ・アルティジャーニ
ルネッサンス画家職人伝〈18〉
ヤマザキマリ とり・みき

◇ 連載 ◇

海外アートStudy最前線〈47〉
文 前橋重二

定形外郵便〈59〉
文 堀江敏幸

中野京子が読み解く画家とモデル〈13〉
ワイエスと「ヘルガ・シリーズ」

千住博の往復書簡〈10〉
宛先 松本幸四郎様

千 宗屋の飲みたい茶碗、点てたい茶碗〈56〉

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend 編集部のおすすめ!
成相肇の やっかい もっかい てんらんかい〈37〉
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

▼芸術新潮特別企画

松岡歩の創作との向き合い方

コタボ&ギアマン 共に歩んだ画商が語る画家たちの素顔

下田市・上原美術館で知る伊豆半島「仏教美術」の豊饒なる世界

梅原龍三郎 青の系譜考
文 嶋田華子

ポーラ美術館×ひろしま美術館
日本最強の印象派コレクション、夢の競演

春のアートスポット
箱根ガラスの森美術館/美術愛住館

連載 美に魅せられて/アジア文化芸術協会〈30〉
国宝興福寺の華原磬

ART CAFÉ
Gallery's Plaza

最新号PICK UP

東寺の仏像群を撮りおろしで!

Image

「オールアバウト若冲」(2015年4月号特集)、「オールアバウト運慶」(2017年10月号特集)に続いての小誌オールアバウト・シリーズ第3弾は「オールアバウト東寺」。とりわけ、仏像に関しては見るべきものを網羅し、かつ大部分を小誌オリジナルの写真でお届けします。

 東寺の仏像の中でも中核になるのが講堂に安置されるいわゆる立体曼荼羅。全21体からなりますが、そのうち15体が東京国立博物館平成館で開催されている「特別展 国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」(3月26日~6月2日)に出陳中です。写真は降三世明王立像を背後からから見たところ。真後ろにも顔があるなんて、お寺で拝観していた時には全く分かりませんでした。

 今回驚いたのは、講堂の一般公開が始まったのが、1961(昭和36)年とたいへん遅かったということ。それまでは秘仏に準じるような秘められた存在だったのですね。もちろん研究者は申請をすれば拝観を許されたのでしょう。境内の一角、洛南会館の敷地内に昨年建立された会津八一の歌碑にはこうあります。

 たちいれば くらきみだうに 軍荼利の しろききばより ものゝみえくる

 もちろん軍荼利明王立像も、降三世明王立像と同様に、間近から、そして前後左右どこからでも自由に鑑賞できますよ。

この号の誌面

編集長から

空海に託された東寺の神秘

 京都・東寺の講堂に、空海が構想した立体曼荼羅がある。彼の密教思想を実体化した、21体の仏像からなるものだ。現在、そのうちの15体がお出ましという空前の「国宝 東寺」展が東京国立博物館で開催されている。そこで今月号は、東寺が伝えるスピリチュアルな美を探ってみた。講堂はもちろん、金堂や五重塔、宝物館に至るまで、東寺の仏像を総覧。撮り下ろしによる迫力の写真も満載だ。さらに、真言密教や曼荼羅について分かりやすく解説、東寺が所蔵する日本でも最大級の古文書群をひもとく。展覧会では、空海が創始し、かつて宮中で行われていた法会のしつらえも再現されており、これまた圧巻。その法会とはいかなるものだったのか。本特集の解説記事が展覧会鑑賞の助けになろう。
 第2特集では1月に亡くなった橋本治の仕事を回顧。連載をはじめ、小誌でも鋭い洞察力を発揮した。大島弓子、山岸凉子ほか、親交のあった方々の追悼文からは橋本の人柄が偲ばれる。

芸術新潮編集長 吉田晃子

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