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【特集】原田マハの、泣ける! 印象派物語

芸術新潮 2018年6月号

(毎月25日発売)

1,440円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/05/25

発売日 2018/05/25
JANコード 4910033050681
価格 1,440円(税込)
●目 次

【特集】原田マハの、泣ける! 印象派物語

グラフ
印象派に出会えるところ

第1部
愚か者たちのセブン・ストーリーズ

原田マハ

美しき愚か者たち――物語の序にかえて

Épisode1 Claude Monet
| モネの物語 |
何もなかったように
モネがまだモネではなかった時代
Biographie
苦労人だったミスター印象派 クロード・モネ

Épisode2 Berthe Morisot et Édouard Manet
| ベルト・モリゾとマネの物語 |
このバルコニーから
女流画家の愛と闘い
Biographie
サロンで闘い続けた“印象派の王” エドゥアール・マネ
深窓から戸外に飛び出したお嬢さま ベルト・モリゾ

Épisode3 Mary Cassatt et Edgar Degas
| メアリー・カサットとドガの物語 |
永遠の一瞬
波乱の時代を超えて
Biographie
馬とバレエを愛したニヒリスト エドガー・ドガ
アメリカ生まれの新しい女 メアリー・カサット

Épisode4 Pierre-Auguste Renoir
| ルノワールの物語 |
まぶしい季節
手と絵筆の絆
Biographie
豊満裸婦に追い求めた幸福
ピエール=オーギュスト・ルノワール

「印象派」を生んだ新聞展評はこれだ!
1874年4月25日「シャリヴァリ」紙の「印象派たちの展覧会」全文

Épisode5 Gustave Caillebotte
| カイユボットの物語 |
通り雨、天気雨
友へのまなざし
Biographie
印象派を支えた早世の御曹司
ギュスターヴ・カイユボット

Épisode6 Paul Cézanne
| セザンヌの物語 |
無言のふたり
絵描きとその妻 愛すべき不美人画
Biographie
独歩する偏屈画家 ポール・セザンヌ

Épisode7 Vincent van Gogh
| ゴッホの物語 |
アイリスの花束を
フィンセントとテオ
絵で結ばれた兄弟
Biographie
現実を超越した情熱家
フィンセント・ファン・ゴッホ

マンガ
印象派の歴史

マンガ 伊野孝行
やつらの「印象派」前夜
II
「印象派展」全8回のすったもんだ
III
宴の後のそれぞれの道
第2部
ノルマンディー紀行
マハさんと一緒にセーヌを下り、モネ・アトラスを旅する

  • 今、印象派が見られる3つの展覧会
  • 印象派と親しくなれる原田マハさんの本


◆ Art News exhibition ◆

竹雲斎と琅玕齋でめぐる
竹工芸の西と東

ポスターがあかす
「世界のクロサワ」



◆ Art News report ◆

ボストン現地レポート
フラ・アンジェリコが描いた聖母マリア大集合
文 藤森愛実



◆ Review ◆

  • 豊島区立鈴木信太郎記念館
    「インド 木版更紗――村々で出会った文様の原形」展より
  • 水谷道彦「東西美人画の名作 《序の舞》への系譜」展より
  • 赤松音呂



◆ Global News ◆

  • Düsseldorf「ピザは神である」展
  • Paris「クプカ:抽象の先駆者」展
  • Aylesbury「銀のローマ皇帝たち:ルネッサンスの謎」展
  • New York「メル・チン:いたるところ」展



◆ Regular Features ◆

◇ 巻頭 ◇

ちょっといいで書?〈14〉
ストリートで見つけた気になる字
選・文 中澤希水

Goods & Shop

時と光の美術館〈14〉
SPECIAL
ウェレンドルフ

◇ 連載 ◇

海外アートStudy最前線〈37〉
文 前橋重二

定形外郵便〈49〉
文 堀江敏幸

原田マハ、美のパイオニアに会いに行く〈20〉
山田洋次

中野京子が読み解く
画家とモデル〈3〉
ロートレックと《ムーラン・ルージュ、ラ・グリュ》

フィリップ・ワイズベッカーの
郷土玩具
十二支めぐり〈9〉[申]

千 宗屋の
飲みたい茶碗、
点てたい茶碗〈47〉

Around Geijutsu Shincho
『イタリアの小さな村へ
アルベルゴ・ディフーゾのおもてなし』
中橋恵 森まゆみ


Around Geijutsu Shincho
『私の少女マンガ講義』
萩尾望都

文・イラスト ヤマザキマリ

◇ PICK UP ◇

movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend 編集部のおすすめ!
成相肇の やっかい もっかい てんらんかい〈26〉
exhibition 全国展覧会情報

次号予告

▼芸術新潮特別企画

このフェルメールも「タキヤ」が支えています

印象派の本場フランスで賞賛止まぬ
平松礼二の“日本画”ジャポニスム
文 ヴァネッサ・ルコント

皇族から吉田茂へ、そして美術館として――
旧朝香宮邸をめぐる物語

ART CAFÉ SPECIAL
ART CAFÉ

最新号PICK UP

旅先で生まれた印象派物語

 売れっ子作家による7本の短編アート小説書き下ろし――まさか、の企画が実現しました。史実に基づくフィクションを書くため、原田マハさんは日ごろからたくさんの資料を読むと同時に、かならず現場に足を運んでいます。小説のシーンやセリフは現場で得たインスピレーションから生まれると言います。今回もパリ郊外イエールの旧カイユボット邸を訪問。特集の第2部で紹介したモネの足跡をたどるノルマンディー巡りも、もう何度目かとのことでした。
 短編がマハさんから1本ずつ届き始めたころ、突然「事情があっていま、ロンドンです。これからナショナル・ギャラリーで印象派の展覧会見てきます」とメールがありました。そして、「美術館に行かなくていいから、はやく原稿ください!」と編集子が内心あせっていた日曜日の朝、カイユボットの晩年を書いた心に沁みる1本が届きました。マハさんは、カイユボットがなぜ法律家にならず画家になったのかずっと不思議に思っていたのだけれど、ナショナル・ギャラリーで印象派の展覧会を見て、腑に落ちるところがあったのだそう。その「気づき」は本誌で読んでいただくとして、そんな「旅の功名」がちりばめられた本特集の短編、時空を超えて、印象派の作品や画家たちと一緒に旅する気持ちで、ご堪能ください。

Image
カイユボット邸を訪ねた原田マハさん。ビリヤード台はカイユボットが描いたものを再現している。撮影=小野祐次

この号の誌面

編集長から

原田マハ書き下ろし
「印象派」の真実

 モネ展(2015年)、ルノワール展(2016年)は、ともに年間入場者数トップ。印象派の画家たちの人気は根強いが、1874年に彼らがグループ展を開催した際は酷評をもって迎えられた。当時、アカデミーに認められない限りは「芸術家」ではなかったのだ。グループ展によって、その保守的な体制と絵画のあり方に一石を投じた画家たちは、辛辣な言葉が並ぶ新聞展評をきっかけに「印象派」と揶揄されるようになる。〈世間からどれだけ馬鹿にされても、自分だけの絵を描く、ただそれだけで闘い抜いたのだ〉。今月号では、序文でそう綴る原田マハ氏が苦闘する彼らの現実をあぶり出す。モネの自殺未遂事件、筆をもつことすらままならなかったルノワールの晩年、仲間を守るためのカイユボットの孤軍奮闘――。ほか、ベルト・モリゾ、マネ、メアリー・カサット、ドガセザンヌゴッホの計9名が登場。彼らが遺した名画とともに、その裏に隠された印象派の物語をのぞいてみよう。

芸術新潮編集長 吉田晃子

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