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「正しさ」には、限界がある。
日本の若き知性が「アメリカ」の謎を解く!

リベラルという病

山口真由/著

821円(税込)

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発売日:2017/08/10

読み仮名 リベラルトイウヤマイ 
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 222ページ
ISBN 978-4-10-610729-0
C-CODE 0231
整理番号 729
ジャンル 政治・社会
定価 821円
電子書籍 価格 821円
電子書籍 配信開始日 2017/08/25

人間への信頼、平等の理念にもとづくアメリカのリベラリズムが今、危機に瀕している。政治や司法から、宗教観や家族観、性差や人種問題まで、伝統的コンサバティズムとの対立を繰り返してきた歴史をひもとき、トランプ政権下で大きく軋む社会の断層を浮き彫りにする。さらには、欧米のリベラリズムを奇妙な形で輸入・加工し続けてきた日本的リベラルの矛盾と限界をも鮮やかに解き明かす。

著者プロフィール

山口真由 ヤマグチ・マユ

1983年生まれ。東京大学法学部卒業後、財務官僚を経て2015年まで弁護士として法律事務所に勤務。2016年にハーバード・ロースクールを卒業し、ニューヨーク州弁護士登録。著書に『いいエリート、わるいエリート』『ハーバードで喝采された日本の「強み」』など。

目次

はじめに
I リベラルという宗教
「我々は、信心深い国民である」
ペンス副大統領はクリスチャン・ライト
「人種間の平等」という宗教
差別主義者はすなわち異教徒
ポリティカル・コレクトネスとは何か
日米ポリティカル・コレクトネス格差
あらゆる表現がやり玉に挙がる
LGBTQQIAAPPO2Sって何?
リベラルの不寛容――ゼロ・トレランス
リベラル信仰の聖地、ハーバード・ロースクール
インテリ層の差別意識と後ろめたさ
II 最高裁判事という権力者
連邦最高裁はマイノリティ最後の砦
最高裁判事は大統領の代弁者か
スカリア判事の死、危機に瀕したコンサバ派
大統領選の争点となった最高裁判事
コンサバの悪夢「ウォレン・コートの時代」
「分離すれども平等は違憲」:全員一致のブラウン判決
全土で同性婚を認める:僅差のオバーゲフェル判決
III 揺らぐ家族像
トニ・モリスン『青い眼がほしい』が訴えたこと
養育費を支払わなければやがて刑務所へ
親による子どもの支配権:トロクソ対グランヴィル判決
男女一組の親・血のつながった子どもという理想像
閉じられた核家族ユニット:マイケル対ジェラルド判決
親を決める「遺伝・分娩・婚姻推定、意志・機能」
親になる「意志」の時代――新しい家族像
シュルツ論文を受け入れる:ジョンソン対カルバート判決
同性カップルによる子育てと機能主義
コンサバ州とリベラル州の鋭い対立
生殖補助医療の進歩は何をもたらすか
親という概念の根本的な変化
IV 奇妙な日本のリベラル
安倍首相は右翼で天皇はリベラル?
「人生哲学」としてのイデオロギー
政府の大小はリベラルとコンサバの分かれ道
民主党と民進党の決定的な違い
自ら財政の均衡を主張したリベラル民進党
イデオロギー的核がないのは、自民党も同じ
自民党のポジションは、アメリカでは民主党
日本では予算の配分権こそ権力の源
財務省は「小さな政府」を目指したか
突然変異としての「小さな政府」論者
なぜリベラルが橋下氏と渡り合えないか
外交・社会政策にも一貫するストーリー
人間への「信頼」、人間への「不信」
日本の哲学と相反するリベラル倫理観
リベラルは再び立ち上がることができるか
泥沼にはまる民主党
敵失を誘うしかないのか、民進党
アメリカ民主党も真似をして敵失誘発方式
穏健派と穏健派を結びつける動き
おわりに
主要参考文献

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