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総理も、憲法学者もわかっていない。護憲派も改憲派も目からウロコの入門書!

誰も知らない憲法9条

潮匡人/著

842円(税込)

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発売日:2017/07/14

読み仮名 ダレモシラナイケンポウキュウジョウ 
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 239ページ
ISBN 978-4-10-610725-2
C-CODE 0231
整理番号 725
ジャンル 政治
定価 842円
電子書籍 価格 842円
電子書籍 配信開始日 2017/07/21

本当に憲法9条を読んだことがありますか? それは本物の憲法9条ですか? はっきり言いましょう。そんなはず、ありません――挑発的な文章から始まる本書は、これまで論じられなかった視点を提起する。「日本国憲法は平和主義なのか」「教科書はどのように偏向しているか」「自衛官はどう考えているか」等、護憲派も改憲派も、総理も共産党も目からウロコ間違いなし。まったく新しい「9条」入門の誕生。

著者プロフィール

潮匡人 ウシオ・マサト

1960(昭和35)年青森県生まれ。アゴラ研究所フェロー。国家基本問題研究所客員研究員。早稲田大学法学部卒業後、航空自衛隊に入隊し、長官官房勤務などを経て三等空佐で退官。『安全保障は感情で動く』『そして誰もマスコミを信じなくなった』等、著書多数。

目次

まえがき
第1章 誰も本当の憲法を読んだことがない
誰が呼んだか「平和憲法」/前文には「基本的人権の尊重」がない/東大法学部の教科書と『六法全書』の矛盾/『六法全書』と『基本六法』も違う/どの『六法』で読むかで、第一印象が変わる/国語辞典を引きながら読むと、意味が分からない/「にほんこくけんぽう」?、「にっぽんこくけんぽう」?/本当に「日本国憲法」の「前文」なのか/いったい、どれが本物なのか
第2章 これが本物の「日本國憲法」である
本物には「前文」も、見出しもない/本物が常設公開される日は近い/原本の体裁は欽定憲法だ/「平和憲法」を改正したら「革命」ですか?/アメリカ合衆国憲法が「主権」を廃止した理由/ポピュリズムは民主主義に内在する/「上論」はスルー、「前文」は礼賛でいいのか/誰も公布された憲法の内容を知らなかった/なぜ明治憲法のほうが新しく見えるのか/人間も憲法も見た目が9割/これでも保守派と呼べるのか
第3章 押し付けだったのか、それとも……
国立国会図書館謹製「政治的に正しい」憲法論/「真理がわれらを自由にする」/「日本国憲法は私たちアメリカ人が書いた」/これが公認された憲法制定過程だ/国立施設も「芦部憲法」を丸写し/国会図書館がオミットした「初期対日方針」/日本の「自発的」な改革が偽装された/そしてGHQ草案が手渡された/「今に見ていろ」/実は当初、自衛権すら放棄していた/「芦田修正」の波紋が「文民」条項を生んだ/GHQは日本国民にこう「啓蒙」した/GHQが憲法改正を断念した理由
第4章 小学生はこんな偏向教科書で学んでいる
教育勅語を朗唱する「愛国」幼稚園/小学生に憲法前文を暗唱させた有名教師/私たちが日本を選んだ?/声に出して読みたい日本語ですか?/新書が変えた社会科教科書の記述/本当の終戦記念日はいつ?/昭和天皇や高松宮が認識していた「降伏」/北朝鮮も信頼する憲法「前文」/「戦後レジームからの脱却」は教科書公認?/教科書は平気で9条を改正する/こんな教科書を自衛官の子弟も読まされる/「非核三原則」はあっても「抑止力」はない
第5章 自衛隊を差別する中高生の教科書
先生、自衛隊は憲法違反ですか?/半世紀前、ファッショと批判された自民党/新聞も教科書も平気で真っ赤なウソを書く/東ティモールPKOやソマリア海賊対策に「慎重な意見」?/「日本国憲法は、徹底した平和主義」?/これだから、ナイーブな若者が生まれる/平和主義は日本国憲法の“専売特許”ではない/世界遺産? ノーベル平和賞?/自衛官にこそノーベル平和賞を/新しい教科書は、ここが新しい/自衛隊への常時「監視」を説く高校教科書
第6章 護憲派も改憲派もわかっていないこと
『日本再軍備への道』と「平和主義」/こうして自衛隊が誕生した/自衛隊は「戦力」か、それとも/「緊急事態条項優先」は本末転倒/名実とも女王陛下の軍隊/防衛大学校に皇族が入らない理由/自衛官だけ勲章をもらえない/だから防衛駐在官が恥をかく/憲法第一条と9条の切っても切れない関係/憲法9条は「変遷」した/9条は単なる政治規範/9条「削除」論の衝撃/どうすればスッキリ解決するのか/「国防軍」までの遠い道のり
あとがき

担当編集者のひとこと

改憲護憲を言う前に

 安保法制を巡る議論の中で、多くの人が驚いたのは、「安保法制は違憲だからけしからん」と主張している憲法学者の多くが「自衛隊も違憲だ」と考えているということだったのではないでしょうか。
 もしもそうならば、安保法制同様に、自衛隊も「違憲だからけしからん」と強く主張して、運動すればいいと思うのですが、そういう風でもないあたりが、一般人にはよくわからないところでした。
 ただ、憲法の専門家とされている方々が、ひょっとしたらちょっと特殊な人たちではないか、ということがわかったのは収穫だったかもしれません。
 本書、『誰も知らない憲法9条』の著者、潮匡人さんは憲法学の専門家ではありません。元航空自衛隊3等空佐で、現在は安全保障の専門家として活発に発信をなさっています。
 潮さんが、憲法学会などの縛りや上下関係、暗黙の了解等々を一切忖度せずに、素直に、フェアに憲法、あるいは「憲法9条」について考えたのが、本書です。「誰も本当の憲法を読んだことがない」といった指摘は、誰にとっても新鮮でしょう。
 憲法について少しでも関心のある方にはご一読を強くお勧めします。

2017/07/25

作家自作を語る

薀蓄倉庫

憲法「前文」の前にある文章

「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し……」は、「日本国憲法」の「前文」の冒頭部分です。多くの人が、憲法はこの文章から始まる、と教わってきましたし、今もそう信じていることでしょう。しかし、この憲法が掲載された「官報号外」には、いわゆる「前文」の前にも文章が載っています。これを読んだことがある人は少ないようです。実はその冒頭には、こう書いてあります。
「朕は、日本國民の總意に基いて、新日本建設の礎が、定まるに至つたことを、深くよろこび、枢密顧問の諮詢及び帝國憲法第七十三條による帝國議会の議決を経た帝國憲法の改正を裁可し、ここにこれを公布せしめる」
 要するに、この憲法を公布する、という天皇陛下のお言葉が最初にあるのです。
『誰も知らない憲法9条』(潮匡人・著)は、憲法についての知られざる話が満載、目からウロコの憲法入門です。

掲載:2017年7月25日

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