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笑劇の人生

芦屋小雁/著

792円(税込)

発売日:2018/01/17

書誌情報

読み仮名 ショウゲキノジンセイ
シリーズ名 新潮新書
装幀 新潮社装幀室/デザイン
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 191ページ
ISBN 978-4-10-610749-8
C-CODE 0274
整理番号 749
ジャンル 芸能・エンターテインメント
定価 792円
電子書籍 価格 792円
電子書籍 配信開始日 2018/01/26

藤田まこと、花登筺、勝新太郎、そして兄・芦屋雁之助……「極私的」上方芸能裏面史。

ようこの歳まで、こんなすかたんやってきたなぁ。兄・雁之助とともに戦後間もなく“笑劇”の世界へ。「番頭はんと丁稚どん」「裸の大将」等など、人を笑わせ続けて七十年。溢れるほどに稼いだカネを蕩尽し、三度の結婚うち二度は人も呆れる歳の差婚。国内有数の映画マニアにしてモノ蒐集家――そんな“怪人”の人生から、戦後上方芸能史の裏側が見えてくる。最初にして最後の異色自伝、どうぞ、わろてやってください。

目次
はじめに
1 芹屋三兄弟、京都の少年時代
生家は友禅染の町工場
映画潰けの幼少期
空襲と敗戦、小学校中退
商業美術の世界ヘ
父の提案で漫才の世界ヘ
藤田まこととの出会い
2 漫才コンビ「小雁・雁之助」
雁玉師匠に揃って弟子入り
ミヤコ蝶々と南都雄二
ラジオ漫才の黄金時代
3 花登筐という才能
ヌード劇場で運命の出会い
テレビ時代の幕開け
生コマーシャルの時代
4 驚異の視聴率「六二・三%」
「番頭はんと丁稚どん」の挑戦
羽田からオープン力ーパレード
劇団「笑いの王国」を結成
5 疾風怒濤の芸能生活
絶え間なき舞台、テレビ、ラジオ
事故で三度死にかける
「あの、君、マンガと違うんやで」
日本初のテレビ合同結婚式
登竜門「てなもんや三度笠」の面々
エノケン、エンタツ、渥美清
勝新太郎、田宮二郎、田村高廣
名匠・マキノ雅弘、名優・市川雷蔵
そのスジの恐い方々
6 「笑いの王国」解散、「喜劇座」結成
人気絶頂に内紛のタネ
貼り紙事件が決定打
アテが外れたシリアス路線
雁之助の当たり役「裸の大将」
「裸の大将」を受け継ぐ
舞台を共にした名優たち
歌手デビューで警察の取り調べ
中村翫右衛門のアドバイス
ホンモノのお姫様女優
7 カネは使うもんで、貯めるもんやない
給料袋が立った頃
祇園での遊興三昧
家三軒ぶんのモノ道楽
免許もないのに外車マニア
何でも揃える「芦屋商会」
8 再び火がついたフィルム収集癖
SF、ホラー、怪奇映画
『スター・ウォーズ』奇譚
映画監督初体験
9 二度の離婚、三度の結婚
多忙から破たんした最初の結婚
写真週刊誌に撮られた「年の差婚」
懲りない「年の差婚」再び
10 東西お笑い考
西は言葉、東は動き
人を笑わせるのは難しい
近頃のテレビは見ない
11 嫌なことはせえへん
なぜか縁あるNHKの朝ドラ
一日五食、睡眠は三時間
童心、好奇心、ストレスフリー
12 忘れ得ぬ人
けったいな芸人たち
逝きし人々から
おわりに

イベント/書店情報

著者プロフィール

芦屋小雁

アシヤ・コガン

1933(昭和8)年京都府生まれ。喜劇俳優。戦後間もなくから舞台、テレビ、映画などで幅広く活躍、「番頭はんと丁稚どん」で全国的人気を博した。兄は俳優の芦屋雁之助、弟に芦屋雁平(ともに故人)。著書に『シネマで夢を見てたいねん』『小雁の京都人の取扱説明書』など。

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