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18年ぶり、待望の新作、ついに!!『白銀の墟 玄の月』 18年ぶり、待望の新作、ついに!!『白銀の墟 玄の月』

争乱に巻き込まれたまま、還らぬ王・ぎょうそう。 自らが玉座に据えた王の無事を信じるたい
王不在で荒廃した国を憂える李斎が奔る。驍宗は、果たして────。戴国を舞台に繰り広げる遠大な旅が始まる!

新作に連なる「戴国」の物語

物語の主人公

たいとは

戴国の麒麟として蓬山の捨身木に実るが、蝕で蓬莱(日本)に流され、
人間の身体に宿る。人として生まれ、たかさとかなめとして10歳までを過ごす。
家族に馴染めずに育つなか、ある日、迎えが訪れ、故国くにへと導かれ、怒濤の運命に巻き込まれていく。

泰麒 10歳
泰麒 10歳
  • 蓬山に迎えられ、霊獣「麒麟」であることを告げられる。蓬莱で抱き続けた違和感とは異なり、自分の居場所を見つけるが、麒麟として「王」を選ぶ決断を迫られる。

泰麒 11~17歳
泰麒 11~17歳
  • 忽然と消えてから約1年、再び蓬莱の高里家へ戻る。しかし、彼の周辺では不可解な出来事が相次ぐ。それは、行方不明の間、「神隠し」に遭っていたためだと噂される。

  • 驍宗が玉座に就いて半年、州の争乱の鎮圧に向かったまま消息を絶つ。泰麒は角を落とされ、麒麟の能力を失い、蓬莱で暮らしていた。しかし、荒廃する戴国を救う「王」を捜し出すため、泰麒は異世界へと呼び戻され、戴国に赴く。

そして、戴国に戻った泰麒の運命は──── そして、戴国に戻った泰麒の運命は────