新潮社

『森をひらいて』は、戦火を避けるため、家族と離れ寮生活を送ることを余儀なくされた少女たちの物語です。閉ざされた学園では、誰からともなく「森を作る」という遊びが流行し始めます。唯一人森を持てない少女、神林揺(かんばやし・よう)の日常と、ある秘密の計画を練る謎の人物の日記が折り重なり、物語は進んでいきます。
 本作で不屈の少女の姿を描き出したのは、注目の作家・雛倉さりえさん。新刊の刊行を記念して、雛倉さんの創作秘話に加え、なかなか表に出ない出版業界の裏話などを盛り沢山に公開して行きます。ぜひ下記のSNSをチェック下さい。

著者が綴る、
本作の生まれたきっかけはこちら

書籍情報

森をひらいて

雛倉さりえ/著

手を繋ごう。この戦争を逃れて、私たちは生きる。生き延びる――。外界と隔絶された学園で寮生活を送る少女たちの間で流行する、「森を作る」という遊び。誰もが森を持つ中、揺は一人だけ森を作ることができない。思い悩む揺だったが、激化する戦争の影が学園にも忍び寄る。自らの生きる道を求めて、揺はある賭けに出る……。

1,540円(税込)

『森をひらいて』
本ができるまで

改稿の様子を公開中!

出版記念企画 note

出版社の中を公開中!

新潮社に行ってみた #1 ~装幀室編~
新潮社に行ってみた #2 ~新潮社クラブ編~
新潮社に行ってみた #3 ~校閲部編~

著者プロフィール

雛倉さりえ

雛倉さりえ

ヒナクラ・サリエ

1995年生まれ。16歳の時に執筆した短編「ジェリー・フィッシュ」が、第11回「女による女のためのR-18文学賞」の最終候補に選ばれる。同作は金子修介監督により映画化された。デビューから四作目となる『森をひらいて』では、官能的で耽美な世界観に加え、極めて現代性の高い問題意識を闘う少女の姿に託して昇華させた。他の著作に『ジゼルの叫び』『もう二度と食べることのない果実の味を』がある。

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