キーワードは「二重権威」
「美智子さま」吐血を週刊誌に責任転嫁した「宮内庁」
週刊新潮 2019年12月26日号
(木曜日発売)
発売日 | 2019/12/19 |
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JANコード | 4910203141294 |
定価 | 440円(税込) |
「美智子さま」吐血を週刊誌に責任転嫁した「宮内庁」
「梅宮辰夫」が『週刊新潮』だけに語った「アンナと妻」「死生観」「芸能界への遺言」
▼品行方正なタレントなんてくだらない! 昭和の俳優を見よ!!
被告の援軍は「安倍官邸」「次期警察庁長官」
闇に葬られた「ドアマンの供述調書」
私が法廷でも明かさなかった動機
(2)「前副大臣」逮捕を目指す「狂気の特捜部長」は出世街道
(3)「桐谷美玲事務所」女社長が寵愛の元「KARA」に“夜逃げ”された!
(4)「青梅殺人事件」被害者が見せびらかしていた「1億円」
(5)グーグル敗訴でも裁判官の「逮捕歴削除」命令に物申す
(6)「キムタクで映画化」反故で訴えられた松竹「山田洋次」番の常務
(7)女子トイレ使用を勝ち取った「経産省」性同一性障害職員の告白
▼「中国」「インド」産が危ない!
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
十字路が見える/北方謙三
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
だんだん蜜味/壇 蜜
新・相対性理論/百田尚樹
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/川島幸希
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
寝言は寝て言え!/KAZUYA
医の中の蛙/里見清一
人生で必要な英語はすべて病院で学んだ/加藤友朗
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
飢餓俳優 実録菅原文太伝/松田美智子
佐藤優の頂上対決
宮坂 学 東京都副知事・ヤフー元会長
■■■ MONEY ■■■
入札制度は実在するのか? 「株主優待」投資の罠
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/“未婚のママ控除”推進役は稲田朋美
▼スポーツ/事なかれ主義で人選「平野美宇」
▼エンターテインメント/「ディズニー映画」ステマ騒動
▼タウン/“高級ホテル50カ所”のピント外れ
▼マイオンリー/中原伸之「将棋棋士との語らい」
▼スクリーン ▼グルメ
▼ガイド ▼テレビジョン
Bookwormの読書万巻/東 えりか
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘
▼文殊のストレッチ ▼掲示板
▼1964-2020 追憶の東京五輪
■■■ 小 説 ■■■
ファウンテンブルーの魔人たち/白石一文
ポロック生命体/瀬名秀明
黒い報告書/蓮見圭一
■■■ グラビア ■■■
・アウトサイダー・アートの芸術世界【最終回】
・優越感具現化カタログ
・異邦人のグルメ
この号の中吊り
最新号PICK UP
キーワードは「二重権威」
「美智子さま」吐血を週刊誌に責任転嫁した「宮内庁」
宮内庁は先日、上皇后さまのご体調について驚くべき発表をした。9月半ば以降に嘔吐がみられ、時に血液が混じっていたと明かした上で、その原因に天皇皇后両陛下との“ニ重権威”を指摘した週刊誌報道を挙げたのだ。まさしく「石が流れて木の葉が沈む」である。
「最期の3年」単独取材から厳選!
「梅宮辰夫」が『週刊新潮』だけに語った「アンナと妻」「死生観」「芸能界への遺言」
昭和の銀幕スターは新時代の幕開けからまもなく81歳で生涯を閉じた。「仁義なき戦い」や「不良番長」で知られる梅宮辰夫は、最晩年の3年間にわたってたびたび本誌の単独取材に応じてきた。6度目のがん闘病を告白した本誌だけに「辰兄」が遺した言葉とは――。
被告の援軍は「安倍官邸」「次期警察庁長官」
「伊藤詩織さん」レイプ裁判に判決!
闇に葬られた「ドアマンの供述調書」
準強姦逮捕状が握り潰されて4年半。安倍官邸と次期警察庁長官を援軍とする総理ベッタリ記者とのレイプ裁判は長く苦しいものだった。が、その過程で闇に葬られた「ドアマンの供述調書」が浮かび上がってきた。それこそが控訴審のカギを握っているのである。
厚労省が推奨しても医者が飲まない「ジェネリック薬」
まったく一緒であるなら安いほうがいい。厚労省が、来年には薬全体の80%を占めるまでに増やす、としているジェネリック医薬品も、オリジナルと同じなら財布にやさしくて嬉しいかぎりである。しかし、医者は飲まない、その根拠もある、と聞かされると――。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。