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【永久保存版】平成の名小説
平成時代を代表する短篇・随筆がこの一冊に。
未来に残したい、不朽の名作アンソロジー!

新潮別冊 2019年8月号

(不定期)

1,980円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2019/07/30

発売日 2019/07/30
JANコード 4910049020890
定価 1,980円(税込)

執筆者一覧 原稿初出はすべて「新潮

青山七恵/朝吹真理子/東浩紀/池澤夏樹/石原慎太郎/上田岳弘/
江國香織/江藤淳/円城塔/大江健三郎/小川洋子/奥泉光/
小山田浩子/角田光代/金井美恵子/金原ひとみ/川上弘美/
川上未映子/桐野夏生/車谷長吉/河野多惠子/佐伯一麦/
柴崎友香/島田雅彦/瀬戸内寂聴/高樹のぶ子/高村薫/田中慎弥/多和田葉子/辻原登/津島佑子/筒井康隆/津村記久子/中村文則/橋本治/平野啓一郎/福田和也/古井由吉/保坂和志/星野智幸/
堀江敏幸/又吉直樹/町田康/松浦寿輝/松浦理英子/水村美苗/
村上春樹/村上龍/村田沙耶香/矢作俊彦/山田詠美/柳美里/
吉田修一/吉本ばなな/リービ英雄

この号の誌面

編集部より

本書は平成期に刊行された「新潮」の誌面から、短篇小説三十五作と随筆二十作を集成したアンソロジーです。掲載順序は、初出時の発表順に従いました。昭和と令和に挟まれたこの三十年間、文学の世界ではどのような「新しい波」が生まれたのか? 個人的な体験、さらには社会の大きな変化と向き合い書かれた作家たちの文章を、どうぞご堪能ください。

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

新潮別冊とは?

文学の最前線はここにある!
人間の想像力を革新し続ける文芸誌。

■「新潮」とはどのような雑誌?
「新潮」は日露戦争の年(1904年)に創刊された、百歳を超える文芸誌です。現役の商業文芸誌としては世界一古いという説があります(ただし第二次大戦中は紙不足のため数号、関東大震災のときは1号だけ休刊)。その歴史の一端は小誌サイト内にある〈表紙と目次で見る「新潮」110年〉でご覧ください。

■革新し続ける文学の遺伝子
もちろん古いことと古臭いことはまったく別です。百余年にわたり、たえず革新を続けてきたことこそが「新潮」の伝統であり、その遺伝子は現編集部にも確実に引き継がれています。ケータイ小説やブログ、あるいは電子配信、電子読書端末まで、いまだかつてない〈環境変動〉がわたしたちの生に及びつつある今、時代精神を繊細に敏感に感じ取った小説家、批評家たちが毎月、原稿用紙にして計1000枚以上(単行本にして数冊分)の最新作を「新潮」を舞台に発信し続けています。

■日本語で表現されたあらゆる言葉=思考のために
デビュー間もない20代の新人からノーベル賞受賞作家までの最新作がひとつの誌面にひしめきあうのが「新潮」の誌面です。また、文芸の同時代の友人である音楽、映画、ダンス、建築、写真、絵画などの領域からも、トップクラスの書き手、アーティストが刺激的な原稿を毎号寄せています。文芸を中心にしっかりと据えながら、日本語で表現されたあらゆる言葉=思考の力を誌面に結集させたい――それが「新潮」という雑誌の願いです。