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花房観音×森林原人「“正しくない”性愛のはなし~嫉妬、不倫、秘密の性癖~」

文豪官能短編集『くちびる遊び』(花房観音著)刊行記念イベント

花房観音×森林原人「“正しくない”性愛のはなし~嫉妬、不倫、秘密の性癖~」

「不倫」の2文字で検索すれば、誰かの顔と辛辣な批判が日替わりであふれる現在。なぜ、人はこんなにも、他人の不倫が許せないのだろう。一方で、自分は他人を裁けるほど清廉潔白な人間だろうか。下着を頭に被り戯れるような、秘密の悦びを知る不義の二人が、ちょっと愉しそうではなかったか――。

団鬼六賞作家・花房観音さんが文豪の名作を“本歌取り”し、人間の性愛の本質を突く新たな官能短編へ。こうして生まれた短編集『くちびる遊び』刊行を記念し、偏差値78の人気AV男優・森林原人さんと、男と女の嫉妬の感情や、不倫から性癖まで本能むき出しの“正しくない”性愛論を語り尽くします。
参加者の皆さまから、性愛に関する悩みも募集いたします(詳細下記参照)。当日のトーク内で、お二人がそのいくつかに回答する予定です。


<文豪官能短編集『くちびる遊び』について>
芸人・友近さんが「子宮を直撃」と絶賛し、即重版となった『花びらめくり』に続く、待望の第2弾。前作では芥川龍之介「藪の中」夏目漱石「それから」などを題材にしましたが、今作は森鴎外「舞姫」や江戸川乱歩「人間椅子」等をもとに、男と女の心の秘部を押し開けます。
【収録作】
・二人の仲を裂いたのは、俺が、彼女を抱くためだ。(「愛しの舞姫」/森鴎外「舞姫」)
・宿坊の僧が、私の体を舐めるように洗った、その夜――。(「女禁高野」/泉鏡花「高野聖」)
・すべて話します。私に股間を滾らせない、あの男のことなんて。(「タレコミ訴え」/太宰治「駈込み訴え」)
・顔の上に跨られ、尻の狭間で溺れたい。(「悦楽椅子」/江戸川乱歩「人間椅子」)
・黒髪で先をくすぐると、先生は女のように悦ぶの。(「みだら髪」/与謝野晶子「みだれ髪」)


〈プロフィール〉
■花房観音(はなぶさ・かんのん)
1971年、兵庫県生れ。京都女子大学文学部中退後、映画会社や旅行会社などの勤務を経て、2010年に「花祀り」で団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。現在も京都でバスガイドを務める。官能小説では、男女のありようを芯から炙り出す筆力の高さに女性からの支持も厚い。ホラー小説も手がける。著書に『寂花の雫』『花祀り』『萌えいづる』『楽園』『女の庭』『好色入道』『偽りの森』『色仏』『鬼の家』など多数。

■森林原人(もりばやし・げんじん)
1979年生れ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に「セックス幸福論」「イケるSEX」他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とオンラインサロン「森林公園~リビドーリブ実践版~」を運営。

開催日時 2017年11月1日(水) 19:00〜20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ■2,000円/自由席
■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定)

※参加者の皆さまから、性愛に関する悩みも募集いたします。イベント内でお悩みを取り上げる際は個人が特定されないかたちでいたします。チケットをご購入いただく際、販売サイト上でご記入いただくか、イベント前日(10月31日)までに、sokoinfo@shinchosha.co.jp までお寄せください。その場合、タイトルを「11月1日イベント」とし、必ずお客さまの氏名をフルネームでお書きください。お名前が確認できない場合は無効とさせていただきます。

※トーク終了後、会場で書籍を買われた方を対象に、花房観音さん、森林原人さんによるサイン会を開催いたします。なお時間の都合上、書籍は1著者につき1冊とさせていただきます。

※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。

※開場は開演の30分前です。

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