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青木淳悟と柴崎友香と福永信が語る、「小説」と「家」のこと 福永信・編『小説の家』刊行記念トークイベント

福永信・編『小説の家』の刊行を記念して、青木淳悟さん、柴崎友香さん、福永信さんのトークイベントを開催します。

青木淳悟と柴崎友香と福永信が語る、「小説」と「家」のこと

小説とアートがタッグを組んだフシギなアンソロジー集『小説の家』(新潮社)の刊行を記念して、参加作家の青木淳悟さん、柴崎友香さんを迎え、そして編者の福永も一緒に、「小説」と「家」をめぐるおしゃべりの会を開催します。

青木淳悟さんはデビュー作から最新作まで、「家」そのものが作品の中の重要なキャラクターとして感じられるように小説をこしらえてきました。

柴崎友香さんは、登場人物が「家」の外と内を行き来することで、その場所の「今」を立ち上げてきた作家と言えるでしょう。

福永はカキワリのような家や建物を舞台に、極端で奇妙な世界を作り上げてきた、と思います。

今宵は、そんな三人が、秘蔵の(?)「家」の写真を持ち寄って、それを眺めながら、小説のこと、家のこと、『小説の家』のことを時間のあるかぎり、語りたいと思います。

そして『小説の家』の奥付にある「著者検印」欄に、ハンコを捺す、ハンコおし会もやります。

あ、このTitleという場所も、もともと家なので、店主にも少し、語ってもらおうっと。

では、待ち合わせは、ここということで! お待ちしています。

福永信

開催日時 2016年12月9日(金)19:30~21:00
会場 本屋Title 1階特設スペース
〒167-0034 東京都杉並区桃井1-5-2 八丁交差点すぐ セブンイレブン隣
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します。

著者紹介

青木淳悟アオキ・ジュンゴ

1979年埼玉県生まれ。2003年「四十日と四十夜のメルヘン」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2005年、同作を収めた作品集『四十日と四十夜のメルヘン』で野間文芸新人賞を受賞。2012年『私のいない高校』で三島由紀夫賞受賞。他の著書に『いい子は家で』『このあいだ東京でね』『男一代之改革』『匿名芸術家』『学校の近くの家』がある。

柴崎友香シバサキ・トモカ

1973年大阪府生まれ。2000年に刊行されたデビュー作『きょうのできごと』が行定勲監督により映画化され話題となる。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、2010年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、2014年に『春の庭』で芥川賞を受賞。小説作品に『ビリジアン』『パノララ』『わたしがいなかった街で』『週末カミング』『千の扉』、エッセイに『よう知らんけど日記』『よそ見津々』など著書多数。

福永信フクナガ・シン

1972年、東京生まれ。1998年、「読み終えて」で第1回ストリートノベル大賞を受賞してデビュー。2015年、第5回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。著書に『アクロバット前夜』(2001/新装版『アクロバット前夜90°』2009)、『コップとコッペパンとペン』(2007)、村瀬恭子との共著に『あっぷあっぷ』(2004)『星座から見た地球』(2010)、『三姉妹とその友達』(2013)などがある。

書籍紹介