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いま注目の1冊!

初版一万八千部。それが毎週のように増刷を重ね、あっという間に十七万部に達した本書。なにが読者にそんなに響いたのでしょうか。
「スティーブ・ジョブズはわが子になぜiPadを触らせなかったのか?」という問いを投げかける本書は膨大な研究論文から、スマホやPCなど生活に欠かせない“スクリーン”の脳への深刻な影響を報告したものです。
うつ、不眠、依存、子供の学力低下――うすうす気づいてはいたものの、実際に示される学術研究に裏打ちされた例の数々は説得力があります。自分は、うちの子は、大丈夫かな? と不安になる人も多いかもしれません。
実際、購入者の約三分の一が30歳〜50歳の女性というデータもあります。子育て世代の口コミも影響が大きかったようです。
とはいえコロナ禍の現在、スマホはいまやライフラインのひとつ――じゃあ、どう使いこなせばよいのか? おそらく世界中の人々が同じ気持ちを持っていたからこそ、本書は世界的なベストセラーになったのでしょう。
著者紹介
アンデシュ・ハンセンHansen,Anders
1974年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。『スマホ脳』『一流の頭脳』『最強脳』が世界的ベストセラーとなり、スウェーデンで国民的人気を得た精神科医。名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBA(経営学修士)を取得。
久山葉子クヤマ・ヨウコ
1975年兵庫県生まれ。翻訳家。エッセイスト。スウェーデン大使館商務部勤務を経て、2022年7月現在はスウェーデン在住。訳書に『スマホ脳』『最強脳』など。