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阿佐ヶ谷書庫オンライン内覧会
トーク・松原隆一郎×堀部安嗣

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©Yasushi Horibe

阿佐ヶ谷書庫オンライン内覧会
トーク・松原隆一郎(社会経済学者)
×堀部安嗣(建築家)

「阿佐ヶ谷書庫」のオンライン内覧会とトークを開きます。

「阿佐ヶ谷書庫」は社会経済学者の松原隆一郎さんの書庫兼仕事場で、建築家の堀部安嗣さんの設計により2013年に竣工しました。建坪6坪の小さな空間に1万冊の本と松原さんの祖父母を祀る仏壇が納められています。円筒空間の上から下までが本に埋め尽くされた姿、書庫を建てる契機となった松原さんのファミリーヒストリー、堀部さんの奇跡的な設計プロセス、施工における職人の奮闘……さまざまな物語が詰まったこの建築が立ちあがるまでの過程は、『書庫を建てる―1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト―』という本にまとまり、話題を呼びました。

 竣工の年からほぼ毎年内覧会を開催してきた阿佐ヶ谷書庫ですが、その狭小さゆえ、今年は開催が難しくなってしまいました。しかしひきつづき阿佐ヶ谷書庫をご覧になりたいという声は多く、ついては今年はオンラインで内覧会を開催しようということになりました。

 内覧会にお申込み頂いた方には、事前に阿佐ヶ谷書庫を体感できる動画(約4分半/テレビマンユニオン制作)のリンクをお送りします。またライブ配信のオンライン内覧会では、阿佐ヶ谷書庫から松原さんと堀部さんの対談をお届けします。竣工から7年目の阿佐ヶ谷書庫は、いま現在、松原さんにとって、堀部さんにとって、どんな場所なのでしょうか? 事前にみなさまからの質問も受け付けます。もちろんお二人のお話とともに、内部もご案内する予定です。是非この貴重な機会にふるってご参加ください。

開催日時 2020年10月18日(日) 13:00~14:00(12:45受付)
会場 阿佐ヶ谷書庫オンラインイベント
問い合わせ先 阿佐ヶ谷書庫実行委員会 E-mail:shoko.asagaya@gmail.com
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 イベント参加チケット(一般) 1,000円
イベント参加チケット(学生) 500円
※ほか書籍付きのチケットの販売もあり。
※こちらのイベントはZoomのウェビナー機能を使ってのライブ配信になります。

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著者紹介

松原隆一郎マツバラ・リュウイチロウ

1956年兵庫県神戸市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。 東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、2018年4月より放送大学教授、東京大学名誉教授。武道家としても知られる。著書に『ケインズとハイエク』『日本経済論』『分断された経済』『経済学の名著30』『消費資本主義のゆくえ』『失われた景観』『武道を生きる』『経済政策―不確実性に取り組む』『森山威男 スイングの核心』など。

堀部安嗣ホリベ・ヤスシ

建築家、京都造形芸術大学大学院教授。1967年、神奈川県横浜市生まれ。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。益子アトリエにて益子義弘に師事した後、1994年、堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年、〈牛久のギャラリー〉で吉岡賞を受賞。2016年、〈竹林寺納骨堂〉で日本建築学会賞(作品)を受賞。2017年、設計を手がけた客船〈guntu(ガンツウ)〉が就航。同年、「堀部安嗣展 建築の居場所」(TOTOギャラリー・間)開催。作品集に『堀部安嗣の建築 form and imagination』(TOTO出版)、『堀部安嗣作品集 1994-2014 全建築と設計図集』(平凡社)。主な著書に『建築を気持ちで考える』(TOTO出版)、共著に『書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト』(新潮社)など。

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