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大竹伸朗「5年間のナニカを語る」
(聞き手:『新潮』編集長 矢野優)

大竹伸朗「5年間のナニカを語る」(聞き手:『新潮』編集長 矢野優) 〜『ナニカトナニカ』刊行記念イベント〜

現代美術の枠にとらわれず、たえず新しい価値観を提示し続ける大竹伸朗さんの約5年ぶりとなる最新エッセイ集『ナニカトナニカ』が11月30日に刊行されます。これは、文芸誌『新潮』での連載を約5年分まとめたものですが、単行本化にあたって、各エッセイにつき1枚、大竹さん撮りおろしのモノクロ写真を組み合わせ、さらに判型も大きくした豪華版エッセイ集です。

ヴェネチアや瀬戸内の美しい風景、イギリスのパブや雑貨店、尼崎の町工場、ニューヨークの街角のゴミ、宇和島の商店街とアトリエ、亀とメダカ……。
そこには大竹さんに強烈なインパクトを与えた風景が収められていて、雑踏に埋もれた「ナニカ」中から、何にどのように制作衝動を駆り立てられていくのかが、ヴィジュアル的にも体感できる本となっています。

イベントでは、『新潮』での連載の担当者でもある矢野優編集長が聞き手となって、本では収録しきれなかった写真もお見せしながら、この5年間の展覧会や制作活動について語っていただきます。近年は海外でのプロジェクトも増え、iPadで作画や撮影をするようになり、また2019年には熊本市現代美術館と水戸芸術館で個展が開催されます。
今後も目が離せない大竹さんの貴重なトークイベントに、ぜひお越しください。『ナニカトナニカ』発売記念限定Tシャツの販売も予定しています。お楽しみに!

開催日時 2018年12月7日(金)19:00〜20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 〈チケット〉
■2,000円/自由席
■1,800円/自由席(神楽坂ブック倶楽部会員限定)

※会場で書籍をご購入いただいた方を対象に大竹さんのサイン会を行います。新刊の『ナニカトナニカ』につきましては、お持ち込みいただいた本でもサインしていただけます。なお時間の都合上、サインはお1人様1冊とさせていただきます。予めご了承ください。
※ご購入いただいたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の30分前です。

著者紹介

大竹伸朗オオタケ・シンロウ

画家。1955年東京目黒区生まれ。1974年〜1980年にかけて北海道、英国、香港に滞在、1979年に初作品発表後、東京で制作活動を続ける。1988年、制作拠点を東京から愛媛県宇和島市に移す。2006年、初回顧展「大竹伸朗 全景1955―2006」展(東京都現代美術館)。以降は、東京、香川、ソウル、ロンドン、シンガポールにて個展、光州ビエンナーレ(韓国)、ドクメンタ(カッセル)、ヴェネチア・ビエンナーレ(ヴェネチア)、ヨコハマトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭はじめ国内外の企画展に参加。1986年、初作品集『《倫敦/香港》1980』(用美社/UCA)刊行後、作品集、著作物、CDを発表。総括的な作品集に『SO:大竹伸朗の仕事1955―91』(UCA)、『大竹伸朗 全景1955―2006』(グラムブックス)等。その他、主なエッセイ集に『見えない音、聴こえない絵』、『ビ』(共に新潮社)、『既にそこにあるもの』、『ネオンと絵具箱』(共にちくま文庫)、絵本に『ジャリおじさん』(福音館書店)がある。2004年より2018年11月現在月刊文芸誌「新潮」にエッセイ「見えない音、聴こえない絵」連載中。

書籍紹介