
2018年2月号の「小説新潮」は怪奇と幻想の世界。鏡に映る謎の少女、狼の真似をする級友、人の悩みを喰うという男……。いずれ劣らぬ不可思議な登場人物が誘うその先には、あなたが行ったことのない異界が待ち構えている。
究極の甘美と狂気
祖父の書いた本に酷似した80年前の猟奇密室殺人
怪奇幻想のロマン溢れる隠れた名作
二重人格の代名詞としても名高い怪奇小説
不気味ながら哀しい男の残像が消えない
[新保博久/トリック優先から物語性重視へ 「波」2011年11月号より →全文へ]
目くるめく怪奇幻想小説の系譜
著者の怪奇趣味の極限
怪奇と幻想の「サロメ」