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【初夏の鉄道大特集】
西村京太郎/越谷オサム/暖あやこ/東山彰良

小説新潮 2019年6月号

(毎月22日発売)

980円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2019/05/22

発売日 2019/05/22
JANコード 4910047010695
価格 980円(税込)
■まとめ テーマでくくる 本選びのヒント
鉄道本〜小説から旅行記まで〜

■目次
【初夏の鉄道大特集】
――車窓からの薫風、膝の上には始発駅で買った駅弁――
鉄道でしか味わえない愉しみを、誌上で満喫して下さい

○小説
西村京太郎/西日本鉄道殺人事件〈新連載〉
――戦後、私を勇気づけてくれた西鉄ライオンズ――。日本シリーズ三連覇に沸いた思い出の地へ、回想の旅に出たのだが

越谷オサム/名島橋貨物列車クラブ
――貨物列車を見ることで繋がった小学6年生たちの、恋と友情

暖あやこ/ひかり
――修学旅行の出発の日、俺は新幹線の座席に爆発物を仕掛け

○エッセイ
東山彰良/我が西鉄沿線時代
――作家、東山彰良は西鉄によって育まれた! 結婚を機に西鉄沿線に移り住んだ男は、この場所で何を得たのか――

○特別企画
◆黒岩択実/「鉄道趣味の終着点」貨物列車ファンを解剖する
――一般鉄道マニアも驚愕する、その活動と究極の歓びとは?

◆加藤佳一/路線バス 終点への憧憬
――終着駅のその先へ――鉄道だけでは生まれない旅路の出会い

◆堀田勝彦/鉄景ホテルに泊まりたい
――窓から線路が、列車が見える! そんな宿の愉しみ方とは

○注目の「鉄学」紀行
原 武史/「線」の思考 第五回 日蓮と「房総三浦環状線」
――房総半島、三浦半島、そして東京湾をつなぐ「房総三浦環状線」。そこには日蓮ゆかりの名所旧跡が集中しており
【本誌初登場】
赤松利市/真夜中のホールインワン
――おっぱいの店で働く芝崎と、そこを行き交う人々との人間模様。平成最後の大型新人が放つ、クール・バイオレンス
【シリーズ「まなつ」最新作】
重松 清/十一番目の色
――車椅子姿の健太郎さんを前に、修平はなかなか言葉がでない
【傑作読み切り短編】
一木けい/愛から生まれたこの子が愛しい
――屋台で出会った彼は、いつも焼酎のお湯割りを呑んでいた

◆香月夕花/私の王様
――突然律子の名を呼びかけた男は、小学校の同級生だというが
【連載第二回】
織守きょうや/朝焼けにファンファーレ

坪内祐三/玉電松原物語
小説新潮作家名鑑
彩瀬まる
――連載中の長編が大詰めを迎え、てんてこ舞いの春の一日に

【バラエティコラム】
〈あのとき聞いた音楽〉神田桂一
〈いつか住みたい街〉柳下毅一郎
〈わたしの愛用品〉山田真由美
【連載エッセイ・インタビュー】
阿刀田高/谷崎潤一郎を知っていますか
◆岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
川上和人/オニソロジスト嘘つかない
酒井順子/処女の道程
佐藤 優/村上春樹『騎士団長殺し』を読む
中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
中野 翠/コラムニストになりたかった
ペリー荻野/テレビの荒野を歩いた人たち 小田桐昭の巻 前編
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈仕事・人生〉吉田大助
〈医療・介護〉杉江松恋
〈ホラー・ミステリ〉村上貴史
【好評連載小説】
赤川次郎/いもうと
朝井まかて/輪舞曲 ロンド 最終回
安部龍太郎/迷宮の月
◆彩瀬まる/サーカスの日 最終回
江上 剛/特命金融捜査官 清算
逢坂 剛/鏡影劇場
奥泉 光/死神の棋譜
梶よう子/東都の藍
黒川博行/熔果
今野 敏/清明 隠蔽捜査8
貫井徳郎/邯鄲の島遥かなり
宮城谷昌光/公孫龍
宮部みゆき/Ghost Story
◆薬丸 岳/刑事弁護人
第三十八回「新田次郎文学賞」決定発表
第七回「新潮ミステリー大賞」募集要項
「日本ファンタジーノベル大賞2019」募集要項
次号予告/表紙画家のつぶやき

この号の誌面

編集長から

今年はなぜか「西鉄」が人気です

 昨年同月、「小説雑誌の伝統に立ち返る」などと称して、久々にものした鉄道企画。幸いにも好評を得て調子に乗り、またぞろ御目見得となったのが「初夏の鉄道大特集」という次第。
 劈頭を飾るのは、やはり第一人者・西村京太郎氏の新連載「西日本鉄道殺人事件」と、越谷オサム氏(福岡県の貨物列車)、暖あやこ氏(新幹線ひかり号)の小説3本。そして福岡で育った東山彰良氏のエッセイ「我が西鉄沿線時代」が続き、今回はなぜか西鉄など福岡の鉄道がクローズアップされる。特別企画として、鉄道趣味の終着点と称される「貨物列車ファン」の実態、鉄道とは異なる「路線バス」の魅力、鉄道を眺めるために泊まる「鉄景ホテル」の活用法など、マニアックなテーマが目白押しだ。そして自ら「鉄学者」を名乗る原武史氏の紀行「『線』の思考」では、房総半島と三浦半島を結ぶ「日蓮の道」を辿る。
 特集以外では、本誌初登場となる型破りの新人・赤松利市氏の「真夜中のホールインワン」にご注目を。

小説新潮編集長 江木裕計

次号予告

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雑誌から生まれた本

小説新潮とは?

 小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。

 時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。

 小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。

 目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。

 言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
 ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。

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