[巻頭特集]2022年版 ちょっと古いクルマ探検隊!
この号の誌面
編集長から
ちょっと古いクルマ探検隊!
かつて日本の自動車評論界の大御所、徳大寺有恒氏は、「スポーツカーは、乗用車の終わるところに始まり、レーシングカーが始まるところに終わる」と定義した。それにならって言うならば、「ちょっと古いクルマは、新型車の終わるところに始まり、ヴィンテージカーが始まるところに終わる」ということになろうか。すなわち、すでに新車ディーラーのショールームには並べられていないが、コンクール・ド・エレガンスにノミネートされるまでには至っていない、新旧の谷間にいるクルマたち。自動車の世界に100年に一度の大変革期が訪れている今、この機会を逃したら、ひょっとすると、日常にも使えるものとしては、この先、永遠に味わえなくなってしまうかもしれない、そんなクルマたちに、これまで以上にクルマ好きの熱い視線が注がれている。というわけで今月は、こだわりの“ちょっと古いクルマ”とのカーライフを楽しむオーナーたちを訪ねる特集を組みました。楽しさ無限大です。
ENGINE編集長 村上 政
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