[巻頭特集]日本のスポーツカーの現在。
この号の誌面
編集長から
日本のスポーツカーの現在。
もはや絶滅の危機に瀕しているかに思われてきた日本のスポーツカーが、ここにきて俄かに注目を浴びている。そのきっかけとなったのは、17年ぶりに復活して5月に発売されたトヨタGRスープラである。6月末までに予想を遥かに超える約2200台のオーダーが殺到し、いま注文しても、工場出荷は来年の2月以降になるという超人気ぶりだ。しかも、その工場は国内ではなく、遠くオーストリアにあるから、納車までにはさらに待たなければならないわけだが、まさにこのクルマが画期的なのは、トヨタが初めてドイツのBMWと共同開発し、生産もすべて欧州でおこなう点にある。果たして、その出来ばえはどうなのか。双子車となるBMW Z4と合わせてテストした。加えて、年次改良を経て熟成度を高めるホンダNSX、レクサスRC F、日産GT-R、スバルBRZ、マツダ・ロードスターの最新モデルにも改めて徹底試乗。日本のスポーツカーがいま、どんな到達点にいるのかを探った。
ENGINE編集長 村上 政
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