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楢山節考

深沢七郎/著 、小沢昭一/朗読

3,300円(税込)

発売日:2009/12/18

  • オーディオブック

「人生永遠の書」とも評される昭和文学の金字塔。

「お姥(んば)捨てるか裏山へ 裏じゃ蟹でも這って来る」齢七十となり神のいる楢山へ欣然と赴く老母おりんを、孝行息子辰平は胸のはりさける思いで背負う。残酷だがそれは貧しい村の掟なのだ――正宗白鳥に「人生永遠の書」と言わしめた深沢七郎畢生の傑作。

書誌情報

読み仮名 ナラヤマブシコウ
シリーズ名 新潮CD
発行形態 オーディオブック
判型 [2CD]129分
ISBN 978-4-10-830232-7
C-CODE 0893
価格 3,300円

著者プロフィール

深沢七郎

フカサワ・シチロウ

(1914-1987)山梨県石和町生れ。少年時代からギター演奏に熱中し、戦時中17回のリサイタルを開く。戦後、日劇ミュージック・ホールに出演したりしていたが、1956(昭和31)年『楢山節考』で、第1回中央公論新人賞を受賞し作家生活に入る。『東北の神武たち』『笛吹川』などを発表するが、1960年の『風流夢譚』がテロ事件を誘発し、放浪生活に。埼玉県菖蒲町でラブミー農場を営んだり、今川焼きの店を開いたりしながら『甲州子守唄』『庶民烈伝』などを創作、1979年『みちのくの人形たち』で谷崎潤一郎賞を受賞。

小沢昭一

オザワ・ショウイチ

(1929-2012)1929(昭和4)年、東京生まれ。早稲田大学仏文科、俳優座附属養成所卒業。著作は『川柳うきよ鏡(新潮新書)』『小沢昭一座談(1)~(5)』『随筆随談選集(1)~(6)』など民衆芸能関連のほか、多数。明治村村長。日本新劇俳優協会会長。劇団「しゃぼん玉座」を主宰。

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