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源氏物語 第四集 末摘花/紅葉賀

円地文子/訳 、竹下景子/朗読

4,730円(税込)

発売日:2008/12/17

  • オーディオブック

【末摘花】ある荒れ果てた屋敷で一人の女が心細く暮らしていた。源氏はその女に美しい姫君の幻想を求め強引に契りを結ぶが、実は異様な容貌を持つ哀れな女だった。源氏の生涯を彩った数々の女性の中でもひときわ異彩を放つ末摘花との出会いを描く。【紅葉賀】桐壺帝が催した紅葉賀で源氏は見事な舞を披露し人々を魅了する。しかし、義母・藤壺の身には自らの不義の子が宿っていることを誰も知らない。やがて誕生した御子は源氏に生き写しのごとく美しい皇子であった。

目次
DISC-I (1)~(3)54分17秒
DISC-II (1)~(2)33分09秒――末摘花
DISC-II (3)21分09秒
DISC-III (1)~(3)57分26秒――紅葉賀

書誌情報

読み仮名 ゲンジモノガタリ04スエツムハナモミジノガ
シリーズ名 新潮CD
発行形態 オーディオブック
判型 [3CD]166分
ISBN 978-4-10-830221-1
C-CODE 0893
ジャンル 文芸作品
価格 4,730円

著者プロフィール

円地文子

エンチ・フミコ

(1905-1986)東京生れ。国語学者・上田萬年の次女。日本女子大附属高女中退。早くから古典、特に江戸末期の頽廃耽美趣味に親しんだ。1935(昭和10)年、戯曲集『惜春』を処女出版したのち小説に転じ、『朱を奪ふもの』(1956年)『傷ある翼』(1960年)『虹と修羅』(1968年)の三部作で谷崎潤一郎賞、『遊魂』(1971年)で日本文学大賞を受賞。1967年より『源氏物語』の現代語訳に取り組み、1973年に完成。1985年文化勲章を受章した。

竹下景子

タケシタ・ケイコ

愛知県生まれ。東京女子大学文理学部卒業。1973年、NHK「波の塔」でデビュー。「クイズダービー」での活躍をはじめ、「モモ子」シリーズ、「北の国から」、NHK大河ドラマなど多くのテレビドラマに出演。映画「男はつらいよ」では、第32作、第38作、第41作でマドンナ役を務める。1993年出演の山田洋次監督作品「学校」で、第17回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。アニメ「火の鳥」の声優、ナレーションなど、語りにも定評がある。

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