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一日一名言―歴史との対話365―

関厚夫/著

1,034円(税込)

発売日:2009/12/17

  • 新書
  • 電子書籍あり

【産経新聞連載「次代への名言」集成】日々に歴史あり。先人の知恵をあじわう。

一日一頁、毎日ひとつの名言をあじわう。年の初めは、「自分は愚かで迷いすぎて、迷っていることさえ知らない」と言いきった一休禅師の悟りの境地。やがてまた大晦日は、明日への希望と生きるエネルギーを失わなかった林芙美子の名文句、「富士をいい山だと賞めるには当らない/あんな山なんかに負けてなるものか」――。どんな時代にも輝きつづける先人の言葉を、歴史に探し求めた産経新聞連載『次代への名言』集成。

書誌情報

読み仮名 イチニチイチメイゲンレキシトノタイワサンビャクロクジュウゴ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 384ページ
ISBN 978-4-10-610344-5
C-CODE 0210
整理番号 344
ジャンル 倫理学・道徳、教育・自己啓発、趣味・実用
定価 1,034円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/06/29

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担当編集者のひとこと

苦闘の記録

 本書の「序」に書いてあるように、筆者は新聞記者として2008年から2009年、1年間を通じて歴史に残る「名言」の収集に日夜、没頭してきました。その言葉の背景を探るコラムの執筆のために古今東西の文献を渉猟すること、想像をはるかに超える「取材」であったそうで、その足跡は、当社のHP上に参考文献として掲載されています。
 また「献辞」にあるように、この「破天荒で野心的な連載」を一冊にまとめるにあたって、巻末には発言者と出典、掲載頁がひと目で分かる索引を付し、帯にはすべての人名をあしらいました。通常の新潮新書(192頁・680円)の倍の厚さ(384頁・940円)に込めた、大いなる歴史と小さな人間との苦闘の記録をぜひご覧ください。
 ちなみに産経新聞「次代への名言」は好評につき、連載は延長されたそうです……。

2009/12/25

著者プロフィール

関厚夫

セキ・アツオ

1962(昭和37)年大阪府生まれ。同志社大学英文学科卒業後、産経新聞大阪本社社会部、独ケルン大学留学を経てベルリン支局長、現在は東京本社文化部編集委員。主な著書に『ひとすじの蛍火―吉田松陰 人とことば―』、『詩物語 啄木と賢治』など。

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