「乗りテツ」4人が大討論。ここを乗るべし!

日本の鉄道 車窓絶景100選
読み仮名 | ニホンノテツドウシャソウゼッケイヒャクセン |
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シリーズ名 | 新潮新書 |
発行形態 | 新書、電子書籍 |
判型 | 新潮新書 |
頁数 | 207ページ |
ISBN | 978-4-10-610268-4 |
C-CODE | 0226 |
整理番号 | 268 |
ジャンル | 産業研究、鉄道 |
定価 | 748円 |
電子書籍 価格 | 660円 |
電子書籍 配信開始日 | 2012/04/27 |
本当に乗って楽しい区間はどこか? 日本屈指の「乗りテツ」4人が集まって、100箇所の「車窓絶景区間」を選び出した。白波洗う海岸路線、視界が開けた山岳路線、山紫水明の川沿い路線、果ては工場を縫って走るローカル線まで。意外な路線が浮上して、有名どころが落選し、紆余曲折の議論の果てに選び抜かれたのは……。旅のお供に最適な、ガイドとしても読み物としても楽しめる一冊。
著者プロフィール
今尾恵介 イマオ・ケイスケ
1959年横浜市生まれ。小中学時代より地形図と時刻表を愛好、出版社勤務を経てフリーライター。著書に『鉄道でゆく凸凹地形の旅』(朝日新書)、『絶景鉄道 地図の旅』(集英社新書)、『住所と地名の大研究』(新潮選書)、『地名の社会学』(角川選書)、『鉄道ひとり旅入門』(ちくまプリマー新書)など多数。『日本鉄道旅行地図帳』(新潮社)シリーズの監修者。
杉崎行恭 スギザキ・ユキヤス
1954年兵庫県生まれ。カメラマン兼ライターとして時刻表や旅行雑誌を中心に執筆。鉄道趣味の世界では、駅と駅舎の専門家として知られる。著書に駅の構造と歴史をまとめた『駅舎』(みずうみ書房)、駅舎ベスト100を選んだ『日本の駅舎』(JTB)、『駅旅のススメ』(JTB)などがある。また『日本の鉄道 車窓絶景100選』(新潮新書)の選者の一人でもある。
原武史 ハラ・タケシ
1962(昭和37)年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。著書に『〈出雲〉という思想』、『「民都」大阪対「帝都」東京』(サントリー学芸賞)、『大正天皇』(毎日出版文化賞)、『可視化された帝国』(のち『増補版』)、『皇居前広場』(のち『増補』および『完本』)、『滝山コミューン一九七四』、『昭和天皇』(司馬遼太郎賞)、『団地の時代』(共著)、『団地の空間政治学』、『皇后考』、『平成の終焉』など多数。
矢野直美 ヤノ・ナオミ
フォトライター。『おんなひとりの鉄道旅』『北海道のんびり鉄道旅』ほか著書多数。
目次
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自然豊かな路線に絶景区間が多いのは当然ですが、時には工場が車窓から眺める風景のアクセントになっている場合があります。今回選ばれた100の車窓絶景の中にも、そうした風景が「絶景」と認定された箇所が4つあります。地域で言うと、関東に二箇所、東海に一箇所、九州に一箇所です。詳しくは本書で。