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沖縄 琉球王国ぶらぶらぁ散歩

おおき・ゆうこう/著 、田名真之/著

1,540円(税込)

発売日:2009/03/25

  • 書籍

こんな沖縄、知らなかった! 琉球王国の精神と歴史を訪ねる旅へ。

珊瑚礁の浜辺を舞台に語り継がれた不思議な伝説、世界遺産の壮大な遺跡、祈りの文化が今も宿る風景――「沖縄県」と呼ばれる以前、この島は、独立した「琉球王国」として豊かに繁栄していた。その波乱に満ちた歴史と、不思議な神話とが入り交じった神秘の島の遺跡を訪ねながら、沖縄の魂に触れる異色のガイドブック。

目次

写真/文 おおき・ゆうこう

Chapter01
第一章 琉球王国のあけぼの
沖縄の創世神 アマミキョ
アマミキョ国造りの軌跡 琉球七嶽
「神々の島」への誘い 久高島

Chapter02
第二章 神の国から人の国へ
戦国時代の幕開け グスク時代
源氏の血筋と言われる伝説の王 舜天王統
実在した“太陽の子”王 英祖王統
天女から生まれた王 中山王・察度
有力按司たちがしのぎを削った跡 南山
戦乱の世が生んだ壮大なグスク 北山

Chapter03
第三章 琉球最初の統一王統
戦国時代を制した親子 第一尚氏王統
有力按司のクーデター未遂事件 護佐丸・阿麻和利の乱
第一尚氏王統の最期 謎に包まれた王国の末路

Chapter04
第四章 強大な王国の誕生
四百年続いた安定王統 第二尚氏王統
農民から王様へ駆け抜けた男 尚円
現代にも連なる巡拝コース 東御廻り
琉球王朝の栄光を築いた王 尚真
神女をも組み込んだ政治体制 お新下り

Chapter05
第五章 琉球王国の終わり
薩摩に狙われた宝の国 首里城陥落
日本開国の橋頭堡になった琉球 ペリー来琉
琉球王国の最期

琉球史概説(文・田名真之)
その一 開闢神話と御嶽
その二 伝説に彩られるグスク
その三 琉球王国の礎を作った父子
その四 強固な王朝の栄枯盛衰
その五 最悪に近い統一シナリオ

年表
琉球王一覧・王統系図
沖縄島全図

書誌情報

読み仮名 オキナワリュウキュウオウコクブラブラァサンポ
シリーズ名 とんぼの本
発行形態 書籍
判型 A5判
頁数 128ページ
ISBN 978-4-10-602185-5
C-CODE 0326
ジャンル 日本史
定価 1,540円

著者プロフィール

おおき・ゆうこう

オオキ・ユウコウ

フォトライター(写真家&作家)。1947年生まれ。沖縄県南風原町出身。沖縄の世界遺産を中心とした琉球王国の遺産の撮影をライフワークとしている。主な実績に第3回おきなわ・那覇の観光写真コンテスト最優秀賞、第5回おきなわ・那覇の観光写真コンテスト最優秀賞、第18回海岸愛護写真コンクール全国海岸協会会長賞、第19回海岸愛護写真コンクール全国海岸協会会長賞 他、多数。

田名真之

ダナ・マサユキ

沖縄国際大学総合文化学部社会文化学科教授。1950年、沖縄県生まれ。那覇市市民文化部歴史資料室室長、沖縄県立芸術大学教授を経て現職。主な著作に『県史47 沖縄県の歴史』(山川出版社、2004年)共著、『図説 琉球王国』(河出書房新社、1993年)共編。

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