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プーの細道にたった家

アラン・アレクサンダー・ミルン/著 、阿川佐和子/訳

1,540円(税込)

発売日:2016/07/29

  • 書籍

永遠の少年、永遠の森――。
世界が愛読し続ける児童文学最高峰をアガワが新訳!

「プー、僕のこと、ぜったい忘れないって約束して。たとえ僕が百歳になっても」。とことん間の抜けた冒険、いささかも衰えぬ食欲、いつも賑やかな森、そしてクリストファー・ロビンとクマのプーの永遠の友情。『ウィニー・ザ・プー』に続き、完結篇たる『プー横丁にたった家』が清爽で軽快な現代日本語で甦った画期的新訳。

目次
んじょぶ
1 プーの細道にイーヨーの家がたつ。
2 トララが森へやってきて朝ご飯をご一緒に。
3 捜索隊が結成され、コプタンはふたたびゾオオに遭遇しかける。
4 トララ族は木に登らないことが判明。
5 ウサギは一日じゅう忙しい。そしてクリストファー・ロビンが午前中何をしているかわかる。
6 プーは新しいゲームを発明し、イーヨーが参加する。
7 トララが暴れん坊性分をなおす。
8 コプタン、でかしたぞ!
9 イーヨーがフロクン庵を見つけてフクロンが引っ越す。
10 クリストファー・ロビンとプーが魔法の丘へのぼり、私たちはそこでふたりとさようなら。
訳者あとがき

書誌情報

読み仮名 プーノホソミチニタッタイエ
シリーズ名 新潮モダン・クラシックス
雑誌から生まれた本 から生まれた本
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-591005-1
C-CODE 0397
ジャンル 文芸作品
定価 1,540円

著者プロフィール

(1882-1956)1882年ロンドン生まれ。高名な風刺雑誌「パンチ」に勤めた後、第一次世界大戦に従軍。1924年長男クリストファー・ロビンのために書かれた詩集『クリストファー・ロビンのうた』(晶文社)が成功を収め、続いて1926年に『プーの細道にたった家』を発表した。詩集『クマのプーさんとぼく』(晶文社)や『プーの細道にたった家』の続篇『プー横丁にたった家』(岩波書店)のほか、推理小説や戯曲など著作多数。1956年没。

阿川佐和子

アガワ・サワコ

1953(昭和28)年東京生れ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『スープ・オペラ』『うから はらから』『ギョットちゃんの冒険』『聞く力』『叱られる力』などがある。

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