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愛その他の悪霊について

ガブリエル・ガルシア=マルケス/著 、旦敬介/訳

2,200円(税込)

発売日:2007/08/31

  • 書籍

あまりに熱烈、あまりに純情にすぎるその愛は、やはり悪霊の仕業なのか?

18世紀半ば、スペイン王国領だったコロンビアの、城壁に囲まれた町で。狂犬に咬まれた侯爵の一人娘に、悪魔憑きの徴候が。有為の青年神父が悪魔祓いの命を受ける。激しく対峙した二人は、やがて激しく惹かれ合い……。大作『コレラの時代の愛』と近作『わが悲しき娼婦たちの思い出』の架け橋とも言うべき、うるわしき哀歌。

目次
愛その他の悪霊について
注解
年譜

書誌情報

読み仮名 アイソノタノアクリョウニツイテ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 ガルシア=マルケス全小説
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 248ページ
ISBN 978-4-10-509016-6
C-CODE 0097
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 2,200円

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著者プロフィール

(1927-2014)1927年コロンビアの小さな町アラカタカに生まれる。ボゴタ大学法学部中退。自由派の新聞「エル・エスペクタドル」の記者となり、1955年初めてヨーロッパを訪れ、ジュネーブ、ローマ、パリと各地を転々とする。1955年処女作『落葉』を出版。1959 年、カストロ政権の機関紙の編集に携わり健筆をふるう。1967年『百年の孤独』を発表、空前のベストセラーとなる。以後『族長の秋』(1975年)、『予告された殺人の記録』(1981年)、『コレラの時代の愛』(1985年)、『迷宮の将軍』(1989年)、『十二の遍歴の物語』(1992年)、『愛その他の悪霊について』(1994年)など次々と意欲作を刊行。1982年度ノーベル文学賞を受賞。

旦敬介

ダン・ケイスケ

作家/翻訳家/明治大学教授。

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