ホーム > 書籍詳細:孤独の発明

孤独の発明

ポール・オースター/著 、柴田元幸/訳

737円(税込)

発売日:1996/03/28

  • 文庫

父が遺した夥しい写真に導かれ、私は曖昧な記憶を探り始めた。見えない父の実像を求めて……。父子関係をめぐる著者の原点的作品。

書誌情報

読み仮名 コドクノハツメイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 322ページ
ISBN 978-4-10-245103-8
C-CODE 0197
整理番号 オ-9-3
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 737円

イベント/書店情報

著者プロフィール

1947年生れ。コロンビア大学卒業後、数年間各国を放浪する。1970年代は主に詩や評論、翻訳に創作意欲を注いできたが、1985年から1986年にかけて、『ガラスの街』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の、いわゆる「ニューヨーク三部作」を発表。一躍現代アメリカ文学の旗手として脚光を浴びた。他の作品に『ムーン・パレス』『偶然の音楽』『リヴァイアサン』『ティンブクトゥ』『幻影の書』『ブルックリン・フォリーズ』『写字室の旅/闇の中の男』『冬の日誌/内面からの報告書』などがある。

柴田元幸

シバタ・モトユキ

1954年、東京生れ。米文学者・東京大学名誉教授。翻訳家。アメリカ文学専攻。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。アメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、『ケンブリッジ・サーカス』『翻訳教室』など著書多数。文芸誌「Monkey」の責任編集を務める。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

ポール・オースター
登録
柴田元幸
登録
文芸作品
登録
評論・文学研究
登録

書籍の分類