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消されかけた男

ブライアン・フリーマントル/著 、稲葉明雄/訳

737円(税込)

発売日:1979/04/30

  • 文庫

どこから見ても風采の上らない英国情報部のチャーリー・マフィンは、KGBヨーロッパ・スパイ網の責任者ベレンコフを逮捕した腕ききだが、部長が交替してからは冴えない立場に追いやられている。折しも、ベレンコフの親友カレーニン将軍が西側に亡命を望んでいるとの情報が入った。チャーリーはどこか臭いところがあると警告したのだが……。ニュータイプのエスピオナージュ。

書誌情報

読み仮名 ケサレカケタオトコ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 352ページ
ISBN 978-4-10-216501-0
C-CODE 0197
整理番号 フ-13-1
ジャンル 文芸作品、ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、評論・文学研究
定価 737円

著者プロフィール

1936年英サウサンプトン生れ。17歳でロンドンの新聞界に入り、国際関係の記事を専門とするジャーナリストとして活躍。《デイリー・メイル》紙の外報部長を務めた後、小説家デビュー。『消されかけた男』をはじめとする英国情報部員チャーリー・マフィンのシリーズで知られる。さらに米露捜査官コンビ、カウリー&ダニーロフ・シリーズやプロファイリング・シリーズなど作風は幅広い。

稲葉明雄

イナバ・アキオ

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