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アンの想い出の日々〔下〕―赤毛のアン・シリーズ11―

ルーシー・モード・モンゴメリ/著 、村岡美枝/訳

990円(税込)

発売日:2012/10/30

  • 文庫

類いまれなるユーモア、深い洞察で捉えた人生の光と影。文豪モンゴメリ遺作、新原稿を含む待望の完全版。「アン・シリーズ」ファン必読。

ある日、古い教会で行われた結婚式。結婚行進曲が演奏されるなか、花嫁、花婿、ふたりの両親、友人たち……居合わせたそれぞれの想いが交錯する。そして、ブライス家に大きな影を落とした、アンの息子ウォルターの戦死。アンに似て詩の創作を愛した青年を亡くした悲しみを、残された家族はどう見つめるのか──。人生の光と影を深い洞察で見据えた、「アン・シリーズ」感動の最終巻。

  • テレビ化
    アンという名の少女3(2021年11月放映)
  • テレビ化
    アンという名の少女2(2021年9月放映)
  • テレビ化
    アンという名の少女(2020年9月放映)
  • 映画化
    赤毛のアン 卒業(2018年11月公開)
  • 映画化
    赤毛のアン 初恋(2018年10月公開)
  • 映画化
    赤毛のアン(2017年5月公開)
目次

第七夜
成功
夢の扉
年老いた顔
仲直り
パットはどこへ行く?
幸運な無駄足
割れ鍋と煤けたやかん
第二部
続・炉辺荘の夕暮れ
間奏曲
さあ 行こう
六月の昼下がり
秋の風
活気みなぎる自然の中で
愛こそあれば
変化
ぼくは知っている
弟に気をつけて!
続・第二夜

花嫁の夢
五月の詩
花嫁がやって来た
続・第三夜
別れゆく魂
我が家
想い出
あるつまらない女の一生
続・第四夜
カナダの黄昏
ああ 春とともにそぞろ歩いて
悲しみ
部屋
奇跡の出会い
最終章 また会う日まで
願い
巡礼
春の歌
余波
編者あとがき ベンジャミン・ルフェーブル
日本の読者の皆さまへ ケイト・マクドナルド・バトラー
訳者あとがき

書誌情報

読み仮名 アンノオモイデノヒビ2
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 496ページ
ISBN 978-4-10-211352-3
C-CODE 0197
整理番号 モ-4-52
ジャンル 文芸作品、評論・文学研究
定価 990円

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著者プロフィール

(1874-1942)カナダ、プリンス・エドワード島生れ。1歳9カ月で母と死別、祖父母に育てられ教師になったが、30歳で書き始めた『赤毛のアン』のシリーズが熱狂的な人気を呼んだ。美しい島の自然を背景に、アン・シリーズのほか、より自伝的なエミリーのシリーズなどの小説、詩集、日記を残し、国内外で多数の読者の心を捉えた。

村岡美枝

ムラオカ・ミエ

1960年東京生れ。日本女子大学大学院博士課程前期修了。アメリカ文学専攻。村岡花子の娘である母みどりの遺志を継ぎ、妹恵理とともに花子の書斎を「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」として保存。訳書に『ウェールズのクリスマスの想い出』『うわさの恋人』『あらしのくれたおくりもの』などがある。

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