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さよならの言い方なんて知らない。5

河野裕/著

781円(税込)

発売日:2021/02/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

彼女だけが知っていた悲しき世界の真実。

冬間美咲。あるいは、ウォーター。架見崎という街から生まれた、最も新しい伝説。香屋歩を英雄と呼ぶ、美しい少女。だが、彼女は現実世界で死んだはずだった。ありえない再会は、なぜ叶ったのか。能力が生んだ奇跡? まさか。世界はもっと、泣きたくなるほどに残酷だ。「君を作ったのは私だ」――いま、常識は崩れ、たった一つの真実が明かされる。慟哭と戦慄の青春劇、第5弾。

目次
プロローグ
第一話 彼女の返事が聞こえない
第二話 ワインの用意をするべきだった
第三話 群れからはぐれた狼の鳴き声みたい
第四話 彼女の紹介
第五話 世界が抱える解決困難な命題
第六話 それは唯一であり全てである
エピローグ

書誌情報

読み仮名 サヨナラノイイカタナンテシラナイ05
シリーズ名 新潮文庫nex
装幀 越島はぐ/カバー装画、川谷康久(川谷デザイン)/カバーデザイン、川谷デザイン/フォーマットデザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 368ページ
ISBN 978-4-10-180212-1
C-CODE 0193
整理番号 こ-60-15
ジャンル 文学・評論
定価 781円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2021/02/27

著者プロフィール

河野裕

コウノ・ユタカ

1984(昭和59)年、徳島県生れ。兵庫県在住。2009(平成21)年、『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』でデビュー。2015年、『いなくなれ、群青』で大学読書人大賞を受賞。同作から始まる「階段島」シリーズは2019(令和元)年『きみの世界に、青が鳴る』で完結した。2022年、『君の名前の横顔』で「読者による文学賞」を受賞。著書に『昨日星を探した言い訳』、「架見崎」シリーズとして『さよならの言い方なんて知らない。』などがある。

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