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風は山河より〔一〕

宮城谷昌光/著

605円(税込)

発売日:2009/10/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

家康を唸らせ、信玄を慄わせた男、菅沼定盈。中国歴史小説の第一人者が描く、初の日本歴史小説、全六巻堂々刊行。

戦国前夜の奥三河。瞬く間に西三河を支配した松平清康の驍名を聞いた野田城城主・菅沼新八郎定則は、帰属していた今川家を離れる決心をする。清康が卓越した戦術と情義の心で勢力を広げる中、新八郎は戦での働きが認められはじめる。一方、綾という女との出会いから、川原で拾った童子・四郎の出自とその周囲の陰謀が明らかになっていく。知られざる英傑たちの活躍を描く歴史巨編。

目次
夏の雲
今橋城
赤い川
仁崎の松籟
不動の戦い
無明の山河
稲木の天女
宇利城の攻防
落城のあと
是の字
岩津合戦

書誌情報

読み仮名 カゼハサンガヨリ01
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 368ページ
ISBN 978-4-10-144451-2
C-CODE 0193
整理番号 み-25-31
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 605円
電子書籍 価格 671円
電子書籍 配信開始日 2015/02/06

著者プロフィール

宮城谷昌光

ミヤギタニ・マサミツ

1945(昭和20)年、愛知県生れ。早稲田大学第一文学部英文科卒。出版社勤務等を経て1991(平成3)年、『天空の舟』で新田次郎文学賞を、『夏姫春秋』で直木賞を受賞。1993年、『重耳』で芸術選奨文部大臣賞を、2000年、司馬遼太郎賞を、2001年、『子産』で吉川英治文学賞を、2004年、菊池寛賞を、2016年、『劉邦』で毎日芸術賞をそれぞれ受賞。また、2006年に紫綬褒章、2016年には旭日小綬章を受章。『晏子』『楽毅』『管仲』『香乱記』『青雲はるかに』『新三河物語』『三国志』『草原の風』『呉漢』『孔丘』『公孫龍』『諸葛亮』等著書多数。

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