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たそがれ長屋―人情時代小説傑作選―

池波正太郎/著 、山本一力/著 、北原亞以子/著 、山本周五郎/著 、藤沢周平/著

605円(税込)

発売日:2008/10/01

書誌情報

読み仮名 タソガレナガヤニンジョウジダイショウセツケッサクセン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-139726-9
C-CODE 0193
整理番号 い-16-98
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 605円

夕陽浴び嫁ぐ娘の幼き日を思う父ひとり。落涙必至、珠玉五編を精選。

藩の取り潰しを防ぐため、金策に奔走する宗兵衛に新たな試練が待ち受ける(「疼痛二百両」)。口入屋の番頭、長兵衛は突然暇を言い渡されたが納得できず(「いっぽん桜」)。たった一人の友達が、約束の日に現れなくて(「ともだち」)。腕ききの職人でありながら職を捨て、女房子を捨てた男のその理由とは(「あとのない仮名」)。伜の果し合いを止めるため、孫左衛門は一世一代の勝負にでる(「静かな木」)。落涙必至、感動人情時代小説五編を精選。

目次
池波正太郎 疼痛二百両
山本一力 いっぽん桜
北原亞以子 ともだち
山本周五郎 あとのない仮名
藤沢周平 静かな木
選者解説 縄田一男

著者プロフィール

池波正太郎

イケナミ・ショウタロウ

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。

山本一力

ヤマモト・イチリキ

1948(昭和23)年高知県生れ。東京都立世田谷工業高校電子科卒業後、様々な職を経て、1997(平成9)年『蒼龍』でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年、『あかね空』で直木賞を受賞。著書に『損料屋喜八郎始末控え』『欅しぐれ』『だいこん』『銭売り賽蔵』『かんじき飛脚』『銀しゃり』『研ぎ師太吉』『いすゞ鳴る』『人情屋横丁』『くじら組』『八つ花ごよみ』『おたふく』『べんけい飛脚』『千両かんばん』『紅けむり』「ジョン・マン」シリーズ他多数。

北原亞以子

キタハラ・アイコ

(1938-2013)東京生れ。石油会社、写真スタジオに勤務後、コピーライターとして広告制作会社に入社。その間に、創作活動を開始し、1969(昭和44)年「ママは知らなかったのよ」で新潮新人賞、同年「粉雪舞う」で小説現代新人賞佳作を受賞。1989(平成元)年『深川澪通り木戸番小屋』で泉鏡花文学賞、1993年『恋忘れ草』で直木賞、1997年『江戸風狂伝』で女流文学賞をそれぞれ受賞。他の作品に『まんがら茂平次』『東京駅物語』『妻恋坂』『父の戦地』『誘惑』『あんちゃん』、「慶次郎縁側日記」シリーズなど多数。

山本周五郎

ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

藤沢周平

フジサワ・シュウヘイ

(1927-1997)山形県生れ。山形師範学校(現在の山形大学)卒。中学の教員、業界紙の記者を経て、1971年「溟い海」でオール讀物新人賞を受賞し作家デビュー。1973年「暗殺の年輪」で直木賞を、1986年『白き瓶』で吉川英治文学賞を、1989年、作家生活全体の功績に対して菊池寛賞を、1990年『市塵』で芸術選奨文部大臣賞を、1994年、朝日賞、東京都文化賞を受賞。1995年、紫綬褒章を受章。1997年、山形県県民栄誉賞を受賞、鶴岡市から「顕彰の記」が贈られた。2010年、「鶴岡市立藤沢周平記念館」が開館。

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