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そこに僕はいた

辻仁成/著

539円(税込)

発売日:1995/05/30

  • 文庫

詩も小説も音楽も一流……カッコいい大人には、カッコ悪い青春時代がある。

大人になった今、毎日楽しみにしていた学校はもうない。でも友達たちは、僕が死ぬまで大切に抱えていける宝物なのだ――。少年時代を過ごした土地で出会った初恋の人、喧嘩友達、読書ライバル、硬派の先輩、怖い教師、バンドのマドンナ……。僕の人生において大いなる大地となった、もう戻ってはこないあの頃。永遠に輝きつづける懐かしい思い出を笑いと涙でつづった青春エッセイ。

目次
おく手でかつ、ひねくれ者の恋の行方
砂糖菓子の中身
僕は彼らのことを憶えている
そこに僕はいた
新聞少年の歌
ゴワスが行く
読書ライバル、ヨー君
とんでもないことをしてしまうのである
キャサリンの横顔
Xへの手紙
「一番乗り」たけいち
白と黒の歌
高校デビュー
ちゃちゃ先輩が負けた理由
青柳青春クラブ
青春の鉄則
アイウオンチュー、アイニージュー、アイラビュー
夢の中へ
しるし
解説 城戸朱理

書誌情報

読み仮名 ソコニボクハイタ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 224ページ
ISBN 978-4-10-136121-5
C-CODE 0195
整理番号 つ-17-1
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究、文学賞受賞作家、ノンフィクション、ビジネス・経済
定価 539円

著者プロフィール

辻仁成

ツジ・ヒトナリ

1959(昭和34)年、東京生れ。福岡・帯広・函館など各地で育つ。1979年、ロックバンド・エコーズを結成。1989(平成元)年、処女小説『ピアニシモ』ですばる文学賞、1997年『海峡の光』で芥川賞、1999年『白仏』フランス語版で同国のフェミナ賞を受賞。著書に『ミラクル』『嫉妬の香り』『冷静と情熱のあいだ Blu』『太陽待ち』『アカシア』『右岸』『クロエとエンゾー』など多数。映画監督としても活躍中。

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