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なるほどの対話

河合隼雄/著 、吉本ばなな/著

605円(税込)

発売日:2005/08/28

  • 文庫

言葉の名手vs.対話の達人。個性的な二人のホンネは、とてつもなく面白く、ふかい!

吉本:「学校は自分をぐしゃぐしゃにした」という印象が強くあります。学校、つらかったですねえ……。河合:とにかく日本には、おせっかいが多い。それは、〈創造する〉作業にとって、ものすごくマイナスなんですよ。日本はクリエイティビティを表に出すのが、難しい社会です。──個性的な二人のホンネは、とてつもなく面白く、ふかい。対話の達人と言葉の名手が明かす生きるコツ。

書誌情報

読み仮名 ナルホドノタイワ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 320ページ
ISBN 978-4-10-135951-9
C-CODE 0195
整理番号 よ-18-51
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究、ノンフィクション、ビジネス・経済
定価 605円

著者プロフィール

河合隼雄

カワイ・ハヤオ

(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。

吉本ばなな

ヨシモト・バナナ

1964(昭和39)年、東京生れ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。1987年『キッチン』で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1988年『ムーンライト・シャドウ』で泉鏡花文学賞、1989(平成元)年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、『TUGUMI』で山本周五郎賞、1995年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアでスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞〈Under35〉、マスケラダルジェント賞、カプリ賞を受賞。近著に『吹上奇譚 第三話 ざしきわらし』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

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