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美の呪力

岡本太郎/著

781円(税込)

発売日:2004/02/28

  • 文庫

私は幼い時から、「赤」が好きだった。血を思わせる激しい赤が――。聖典、復活!

私は幼い時から、「赤」が好きだった。血を思わせる激しい赤が――。取り繕われた芸術品や輸入文化に背を向け、神聖な巨石、鮮血と太陽、マンダラ宇宙、聖なる火、夜と闇、戦慄の仮面、無限の組紐文など、もの言わぬ文化や神秘的な事象に注目する。原始からの鼓動に耳を傾け、中世の色彩に心動かされ、現代世界について深く思考する、恐るべきパワーに溢れた美の聖典が、いま甦った!

書誌情報

読み仮名 ビノジュリョク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 312ページ
ISBN 978-4-10-134622-9
C-CODE 0170
整理番号 お-51-2
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究、ノンフィクション、画家・写真家・建築家
定価 781円

著者プロフィール

岡本太郎

オカモト・タロウ

(1911-1996)1911(明治44)年、東京生れ。岡本一平とかの子の長男。東京美術学校に入学、父母の渡欧に同行し、1930(昭和5)年からパリに住む。数々の芸術運動に参加しつつ、パリ大で哲学・社会学・民族学を専攻、バタイユらと親交を深める。帰国し兵役・復員後、創作活動を再開、現代芸術の旗手として次々と話題作を発表した。1970年の大阪万博テーマ館もプロデュース。一方、旺盛な文筆活動も続けた。

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