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下天を謀る〔上〕

安部龍太郎/著

825円(税込)

発売日:2013/04/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

小泉純一郎氏、絶賛! 実に面白い。

「その日を死に番と心得るべし」との覚悟で幾多の合戦を生き抜いた藤堂高虎。織田信長亡き後、豊臣家に三顧の礼を持って迎え入れられるが、秀吉は茶々との愛欲に溺れ、天下人としての資質を失っていく。落胆した高虎は一時出家さえ試みるが、徳川家康から届いた一通の手紙に心を動かされ、再び下天を謀る決意を固める──。「戦国最強」との誉れ高い異能の武将を描く本格歴史小説。

目次
プロローグ
第一章 小牧、長久手の戦い
第二章 高虎と照葉
第三章 紀州、四国攻め
第四章 九州征伐
第五章 消えた百万石
第六章 両派、動く

書誌情報

読み仮名 ゲテンヲハカル1
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 464ページ
ISBN 978-4-10-130525-7
C-CODE 0193
整理番号 あ-35-14
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 825円
電子書籍 価格 781円
電子書籍 配信開始日 2016/09/09

著者プロフィール

安部龍太郎

アベ・リュウタロウ

1955(昭和30)年、福岡生れ。久留米高専卒。図書館勤務等を経て小説家に。1990(平成2)年、日本全史を網羅した短編集『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞、2013年『等伯』で直木賞を受賞。他の著書に『名将の法則』『生きて候』『天下布武』『恋七夜』『下天を謀る』『蒼き信長』『レオン氏郷』『義貞の旗』『おんなの城』などがある。

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