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きつねのはなし

森見登美彦/著

737円(税込)

発売日:2009/06/29

  • 文庫
  • 電子書籍あり

森見ワールド第二章! 闇の中でケモノが笑った。漆黒の京都奇譚集。

「知り合いから妙なケモノをもらってね」籠の中で何かが身じろぎする気配がした。古道具店の主から風呂敷包みを託された青年が訪れた、奇妙な屋敷。彼はそこで魔に魅入られたのか(表題作)。通夜の後、男たちの酒宴が始まった。やがて先代より預かったという“家宝”を持った女が現れて(「水神」)。闇に蟠るもの、おまえの名は? 底知れぬ謎を秘めた古都を舞台に描く、漆黒の作品集。

目次
きつねのはなし
果実の中の龍

水神

書誌情報

読み仮名 キツネノハナシ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 336ページ
ISBN 978-4-10-129052-2
C-CODE 0193
整理番号 も-29-2
ジャンル SF・ホラー・ファンタジー
定価 737円
電子書籍 価格 605円
電子書籍 配信開始日 2016/11/04

著者プロフィール

森見登美彦

モリミ・トミヒコ

1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。2007年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する。ほかの著書に『四畳半神話大系』『きつねのはなし』『新釈 走れメロス 他四篇』『有頂天家族』『美女と竹林』『恋文の技術』『宵山万華鏡』『四畳半王国見聞録』『聖なる怠け者の冒険』『有頂天家族 二代目の帰朝』『夜行』『太陽と乙女』『熱帯』がある。

この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ (外部リンク)

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