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富山地方鉄道殺人事件

西村京太郎/著

649円(税込)

発売日:2021/02/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

宇奈月、富山、黒部ダム。犯人はどこに消えた? 十津川警部活躍の「地方鉄道」シリーズ。

「宇奈月から黒部への旅」と書き残し、政界スキャンダルの鍵を握る若手官僚が姿を消した。彼を追う女性新聞記者の死体が、黒部峡谷を走るトロッコ列車の終点・欅平で発見され、十津川警部は黒部に向かう。その先には行くことが難しい終点駅から、犯人はどこに消えたのか? そして、事件の舞台は、路線距離100キロ超と地方鉄道ながら有数の規模の富山地方鉄道に。好評「地方鉄道」シリーズ。

目次
第一章 宇奈月へ
第二章 特別捜査
第三章 牧野順次の話
第四章 立山黒部アルペンルート
第五章 白石麻美の秘語ひとりごと
第六章 記者・大久保の眼
第七章 富山地方鉄道無人駅

書誌情報

読み仮名 トヤマチホウテツドウサツジンジケン
シリーズ名 新潮文庫
装幀 杉崎行恭/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
雑誌から生まれた本 小説新潮から生まれた本
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-128541-2
C-CODE 0193
整理番号 に-5-41
ジャンル 文学・評論
定価 649円
電子書籍 価格 649円
電子書籍 配信開始日 2021/02/27

著者プロフィール

西村京太郎

ニシムラ・キョウタロウ

(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。

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