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十津川警部 長良川心中

西村京太郎/著

605円(税込)

発売日:2019/08/28

  • 文庫

心中? それとも殺人事件? 岐阜と東京、二つの事件が繋がったときに見えてきたのは。

千三百年以上の歴史をもつ岐阜・長良川の鵜飼い。その最中に屋形船に乗っていたカップルが睡眠薬入りのワインをのみ、女が死亡し、男は生き残る事件が発生する。そして二週間後、東京・台場のホテルの一室で、男が亡くなり、女が助かる事件が。同一の睡眠薬を使用した二つの「心中」事件が、偽装殺人なのではと疑念を抱いた十津川警部は捜査を開始する……。迫真の長編トラベルミステリー。

目次
第一章 鵜飼いの夜
第二章 マネージャーの男
第三章 心中か殺人か
第四章 睡眠薬ネルトンN
第五章 過去への旅
第六章 視点を変えて
第七章 終局への犠牲

書誌情報

読み仮名 トツガワケイブナガラガワシンジュウ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 橋本明己/カバー写真、アフロ/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 272ページ
ISBN 978-4-10-128538-2
C-CODE 0193
整理番号 に-5-38
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
定価 605円

著者プロフィール

西村京太郎

ニシムラ・キョウタロウ

(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。

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