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鄙の記憶

内田康夫/著

737円(税込)

発売日:2016/02/27

  • 文庫

静岡寸又峡の連続殺人と秋田大曲の資産家老女殺しをつなぐ接点とは? 長編ミステリー。

静岡の寸又峡で、地元テレビ局の記者・久保が殺された。彼は記者仲間の伴島に謎の言葉を残していた。次の被害者は、秋田の大曲で資産家老女を殺し指名手配中だった。かつて大曲の通信部にいた伴島は、事件の手掛かりを掴み、秋田へと急行するが、やがて姿を消した。その報せを受け、浅見光彦も現地へ向かった。事件の鍵を握るのは大曲の資産家一族。光彦は事件の謎に迫れるのか?

目次
プロローグ
第一部 静岡・寸又峡(すまたきょう)
大井川鉄道
群像の中の虚像
記憶のトンネル
第二部 秋田・大曲(おおまがり)
雄物川
秋田の女
面白い人
愛憎の傾斜
エピローグ
自作解説

書誌情報

読み仮名 ヒナノキオク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 416ページ
ISBN 978-4-10-126729-6
C-CODE 0193
整理番号 う-11-9
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
定価 737円

著者プロフィール

内田康夫

ウチダ・ヤスオ

1934(昭和9)年、東京生れ。コピーライター、CM制作会社社長を経て、1980年『死者の木霊』で作家デビュー。1982年からは作家業に専念。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。名探偵・浅見光彦が登場する数々の作品は、テレビ化・映画化もされ、多くの読者の圧倒的支持を得ている。また、2016年4月、軽井沢に内田康夫財団の「浅見光彦 友の会」と「浅見光彦記念館」が開設予定。『天河伝説殺人事件』『藍色回廊殺人事件』『箸墓幻想』『贄門島』『遺譜 浅見光彦最後の事件』など著作多数。

浅見光彦記念館 (外部リンク)

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