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大地のゲーム

綿矢りさ/著

506円(税込)

発売日:2015/12/24

  • 文庫
  • 電子書籍あり

大震災と学生運動をモチーフに、極限状態における人間の希望を描いた異色の青春小説。

二十一世紀終盤。かの震災の影響で原発が廃止され、ネオン煌めく明るい夜を知らないこの国を、新たな巨大地震が襲う。第二の地震が来るという政府の警告に抗い、大学の校舎で寝泊まりを続ける学生たちは、カリスマ的〈リーダー〉に希望を求めるが……極限状態において我々は何を信じ、何を生きるよすがとするのか。大震災と学生運動をモチーフに人間の絆を描いた、異色の青春小説。

書誌情報

読み仮名 ダイチノゲーム
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-126652-7
C-CODE 0193
整理番号 わ-13-2
ジャンル 文芸作品、文学賞受賞作家
定価 506円
電子書籍 価格 506円
電子書籍 配信開始日 2016/06/17

著者プロフィール

綿矢りさ

ワタヤ・リサ

1984年京都生まれ。2001年『インストール』で文藝賞受賞。早稲田大学在学中の2004年に『蹴りたい背中』で芥川賞受賞。2012年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞、2020年には『生のみ生のままで』で島清恋愛文学賞受賞。『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『私をくいとめて』など映像化作品も多い。ほかの著書に『憤死』『手のひらの京』『オーラの発表会』『あのころなにしてた?』など。

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