ホーム > 書籍詳細:捨ててこそ 空也

捨ててこそ 空也

梓澤要/著

825円(税込)

発売日:2017/12/01

書誌情報

読み仮名 ステテコソクウヤ
装幀 瀬戸照/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-121181-7
C-CODE 0193
整理番号 あ-91-1
ジャンル 歴史・時代小説
定価 825円
電子書籍 価格 825円
電子書籍 配信開始日 2018/05/18

欲も恨みも絶望さえも、すべて認めてすべて捨てる。千年余り前に生きた聖を描く感動作。

平安時代半ば、醍醐天皇の皇子ながら寵愛を受けられず、都を出奔した空也。野辺の骸を弔いつつ、市井に生きる聖(ひじり)となった空也は、西国から坂東へ、ひたすら仏の救いと生きる意味を探し求めていく。悪人は救われないのか。救われたい思いも我欲ではないか。「欲も恨みもすべて捨てよ」と説き続けた空也が、最後に母を許したとき奇跡が起きる。親鸞聖人と一遍上人の先駆をなした聖の感動の生涯。

目次
第一章 出奔
第二章 里へ山へ
第三章 坂東の男
第四章 乱倫の都
第五章 ひとたびも
第六章 捨てて生きる
第七章 光の中で
終章 息精いきは念珠
虚実のおもしろさ、仏教の核心 ひろさちや
解説 末國善己

著者プロフィール

梓澤要

アズサワ・カナメ

1953(昭和28)年静岡県生れ。明治大学文学部卒業。1993(平成5)年、『喜娘』で第18回歴史文学賞を受賞しデビュー。歴史に対する知的な洞察とドラマ性で、本格派の歴史作家として評価されてきた。執筆の傍ら、東洋大学大学院で仏教史を学ぶ。2017年、『荒仏師 運慶』で第23回中山義秀文学賞を受賞。著書に、『捨ててこそ空也』『万葉恋づくし』『光の王国 秀衡と西行』『越前宰相秀康』『阿修羅』『百枚の定家』『夏草ヶ原』『遊部』『橘三千代』『枝豆そら豆』『唐衣』『女にこそあれ次郎法師』等がある。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

梓澤要
登録
歴史・時代小説
登録

書籍の分類