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縛られた巨人―南方熊楠の生涯―

神坂次郎/著

781円(税込)

発売日:1991/12/24

書誌情報

読み仮名 シバラレタキョジンミナカタクマグスノショウガイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-120912-8
C-CODE 0123
整理番号 こ-21-2
ジャンル 文化人類学・民俗学、ノンフィクション、歴史・地理
定価 781円

異常な記憶力、超人的行動力によって、南方熊楠は生存中からすでに伝説の人物だった。明治19年渡来、独学で粘菌類の採集研究を進める。中南米を放浪後、ロンドン大英博物館に勤務、革命家孫文とも親交を結ぶ。帰国後は熊野の自然のなかにあって終生在野の学者たることを貫く。おびただしい論文、随筆、書簡や日記を辿りつつ、その生涯に秘められた天才の素顔をあますことなく描く。

  • 受賞
    第1回 尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞 評論・伝記部門
目次
神童クマグス
天下の男といわれたい
わが思うことはかぎりなし
フロリダ泥沙でいさの中にうずもるや
馬小屋の哲人
Ros Marのなぞ
さらば孫文スンワン
龍動水滸伝ロンドンすいこでん
リバプールふたたび
孫文スンワンの白いヘルメット
熊野蒙昧くまのもうまいの天地
わが頭抜け出て那智なち山中を飛ぶ
われに恋慕の思いあり
帰りなんいざ
小生いまだ女を知らざりしなり
稲八金天大明権現王子いなはちこんてんだいみょうごんげんのおうじの出現
予、警察署長をかえるごとく投げ
人魚の裁判
われゲスネルのごとく
人の交わりにも季節あり
のみをとるか天下をとるか
時空のミケトゾア
雨にけぶる神島かしまを見て
[あとがき]熊楠への旅のおわりに
[対談]人間・南方熊楠に迫る(北 杜夫/神坂次郎)

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著者プロフィール

神坂次郎

コウサカ・ジロウ

1927(昭和2)年、和歌山市生れ。1982年『黒潮の岸辺』で日本文芸大賞、1987年『縛られた巨人―南方熊楠の生涯―』で大衆文学研究賞を受賞。1992(平成4)年には、皇太子殿下に自著『熊野御幸』を二時間半にわたって御進講した。2002年南方熊楠賞、2003年長谷川伸賞を受賞。他の著書に『元禄御畳奉行の日記』『今日われ生きてあり』『海の稲妻』『海の伽倻琴』など。

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