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風屋敷の告白

藤田宜永/著

924円(税込)

発売日:2015/10/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

ドラマ原案で話題! あの還暦探偵コンビが挑む最初の事件は、洋館をめぐる殺人事件!?

定年退職して暇をもてあまし、素人のくせに事務所を立ち上げた還暦探偵コンビ、憲幸と勉。最初のお客である美しい人妻の依頼で、空き家となった洋館の持ち主を捜し始めた二人は、なんとそこで白骨死体を発見してしまう。いったい殺されていたのは誰なのか。そして屋敷に隠された秘密とは――。危なっかしくも果敢なオヤジ探偵の大奮闘。めくるめく展開が待ち受ける長編ミステリー。

目次
序章 好転の兆
第1章 謎の女探偵
第2章 父の敵
第3章 迷宮入りの事件
第4章 平原真子の行方
第5章 思わぬ拾いもの
第6章 絶体絶命
第7章 森谷善一の手帳
第8章 桜沢助教授の息子
第9章 消された重要人物
第10章 憲幸の単独行動
第11章 飛び散ったクリップ
第12章 意外な接点
第13章 初仕事は終わったが
終章 風屋敷の告白
解説 佳多山大地

書誌情報

読み仮名 カゼヤシキノコクハク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 608ページ
ISBN 978-4-10-119723-4
C-CODE 0193
整理番号 ふ-18-13
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、文学賞受賞作家
定価 924円
電子書籍 価格 1,023円
電子書籍 配信開始日 2016/04/22

著者プロフィール

藤田宜永

フジタ・ヨシナガ

(1950-2020)福井市生れ。早大中退後、渡仏。エール・フランス勤務、帰国後のフランス語教師などを経て、エッセイを書きはじめる。1986(昭和61)年『野望のラビリンス』で小説デビュー。1995(平成7)年、『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞受賞。1997年の『樹下の想い』で恋愛小説にも新境地を開き、1999年『求愛』で島清恋愛文学賞受賞、2001年『愛の領分』で直木賞を受賞した。2017年には『大雪物語』で吉川英治文学賞を受賞。他の作品に『リミックス』『乱調』『老猿』『風屋敷の告白』『わかって下さい』などがある。

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ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
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