親族(うから)兄弟姉妹(はらから)が波乱を巻き起こす、長編ホームコメディ。私は断じてこの家族がキライです!

うから はらから
読み仮名 | ウカラハラカラ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
ISBN | 978-4-10-118456-2 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | あ-50-6 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 825円 |
夫と別れ、実家に出戻った未来を突如襲った両親の熟年離婚。悲嘆に暮れたのも束の間、父が連れてきた再婚相手は、豊かすぎる悩みを抱えた茶髪巻髪の小娘。しかもクソ生意気なコブ付きで……。自分の人生曲がり角。なのに家族が巻き起こす騒動で頭の痛い日々は続く。良かれ悪しかれ親族(うから)兄弟姉妹(はらから)──。嫌いだったあの人も、憎らしいアンチクショウさえも愛おしくなる、長編家族小説。
著者プロフィール
阿川佐和子 アガワ・サワコ
1953年東京生まれ。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。『ああ言えばこう食う』(檀ふみとの共著)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。他に『うからはらから』『正義のセ』『聞く力』など。
目次
嫉妬の距離
妻が来た
乳と暮らせば
僕の兵隊
ホルモンの歌が聴こえる
こころ痛めて
母娘戯画
種の起源
いつも偽家族
妻が来た
乳と暮らせば
僕の兵隊
ホルモンの歌が聴こえる
こころ痛めて
母娘戯画
種の起源
いつも偽家族