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黄金の日日

城山三郎/著

781円(税込)

発売日:1982/11/25

  • 文庫
  • 電子書籍あり

もういないのかしら、こんな男たち。――阿川佐和子 織田信長、豊臣秀吉と対峙したルソン助左衛門の生涯を描く長編小説。

戦国の争乱期、南蛮貿易で栄える堺は、今井宗久や千利休らによって自治が守られていた。その財に目をつけた織田信長は堺衆と緊密な関係に。今井家の小僧助左衛門は信長に憧れ貿易業を志す。しかし信長の死後、豊臣秀吉の圧政で堺は血に塗れる。自らの命も危機に瀕した助左衛門は、全てを捨てルソンへ――。財力を以て為政者と対峙し、海外に雄飛していった男の気概と夢を描く歴史長編。

  • テレビ化
    大河ドラマ「黄金の日日」(1978年1月放映、2021年4月再放映)

書誌情報

読み仮名 オウゴンノヒビ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 416ページ
ISBN 978-4-10-113314-0
C-CODE 0193
整理番号 し-7-14
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 781円
電子書籍 価格 660円
電子書籍 配信開始日 2012/10/01

著者プロフィール

城山三郎

シロヤマ・サブロウ

(1927-2007)名古屋生れ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。一橋大学を卒業後、愛知学芸大に奉職し、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』で文学界新人賞を、翌年『総会屋錦城』で直木賞を受賞し、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞を受賞した『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『官僚たちの夏』『秀吉と武吉』『もう、きみには頼まない』『指揮官たちの特攻』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。2002(平成14)年、経済小説の分野を確立した業績で朝日賞を受賞。

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