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駅路 傑作短編集〔六〕

松本清張/著

935円(税込)

発売日:1965/08/03

  • 文庫
  • 電子書籍あり

短編推理小説の第6集。平凡な永い人生を歩き、終点に近い駅路に到着した時、耐え忍んだ人生からこの辺で解放してもらいたいと願い、停年後の人生を愛人と過ごそうとして失踪した男の悲しい終末を描く「駅路」。邪馬台国の謎を追究する郷土史家を描きながら、“邪馬台国論争”に関する著者の独創的見解を織り込んだ力作「陸行水行」。他に「ある小官僚の抹殺」「万葉翡翠」など全10編。

  • テレビ化
    松本清張 没後25年特別企画「誤差」(2017年5月放映)
  • テレビ化
    松本清張生誕100年記念作品ドラマ『駅路』(2009年4月放映)
目次
白い闇
捜査圏外の条件
ある小官僚の抹殺
巻頭句の女
駅路
誤差
万葉翡翠
薄化粧の男
偶数
陸行水行
解説 平野謙

書誌情報

読み仮名 エキロケッサクタンペンシュウ06
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 480ページ
ISBN 978-4-10-110907-7
C-CODE 0193
整理番号 ま-1-7
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 935円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2009/04/03

著者プロフィール

松本清張

マツモト・セイチョウ

(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

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