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よなかの散歩

角田光代/著

539円(税込)

発売日:2014/02/28

  • 文庫

空欄を埋めよ。恋人に○○○が好物といわれてがっかり(答えはエッセイ13ページへ)。毎日は平凡でこんなに面白い! 小説家カクタさんの日常生活味わいエッセイ。

恋人にカレーが好きといわれるがっかり感。住んでわかった新しい「家族」のすごいところ。なぜ私は家計簿をかかさずつけるのか。そして、なぜ子供が写った年賀状が好きなのか?……食べ物、暮らし、旅のこと、人のこと。あせらずに、りきまずに。流れる毎日のあれこれをやわらかく綴る、小説家カクタさんの生活と(ちいさな)意見。共感保証付き、日常のおもしろさ味わいエッセイ。

目次
食(一)
運命の出会いというものは、たしかにあると思う
人は否応なく変化する
年相応の格好が、できない
食(二)
つまるところ愛なんじゃないかと思う
私は自分の誕生日が好きである
感情というより、もっと細胞的に好きなのだ
あとがき

書誌情報

読み仮名 ヨナカノサンポ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-105829-0
C-CODE 0195
整理番号 か-38-9
ジャンル エッセー・随筆、文学賞受賞作家
定価 539円

著者プロフィール

角田光代

カクタ・ミツヨ

1967年神奈川県生れ。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞、2006年「ロック母」で川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、2014年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、2021年『源氏物語』(全3巻)訳で読売文学賞(研究・翻訳賞)を受賞。著書に『キッドナップ・ツアー』『くまちゃん』『笹の舟で海をわたる』『坂の途中の家』『タラント』他、エッセイなど多数。

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