ホーム > 書籍詳細:歌行燈・高野聖

歌行燈・高野聖

泉鏡花/著

473円(税込)

発売日:1950/08/15

  • 文庫
  • 電子書籍あり

飛騨天生(あもう)峠、高野の旅僧は道に迷った薬売りを救おうとあとを追う。蛇や山蛭の棲む山路をやっと切りぬけて辿りついた峠の孤家(ひとつや)で、僧は匂うばかりの妖艶な美女にもてなされるが……彼女は淫心を抱いて近づく男を畜生に変えてしまう妖怪であった。幽谷に非現実境を展開する『高野聖』ほか、豊かな語彙、独特の旋律で綴る浪漫の名作『歌行燈』『女客』『国貞えがく』『売色鴨南蛮』を収める。

書誌情報

読み仮名 ウタアンドンコウヤヒジリ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-105601-2
C-CODE 0193
整理番号 い-6-1
ジャンル 文芸作品
定価 473円
電子書籍 価格 473円
電子書籍 配信開始日 2013/06/01

著者プロフィール

泉鏡花

イズミ・キョウカ

(1873-1939)金沢生れ。本名・鏡太郎。北陸英和学校中退。1890(明治23)年上京、翌年より尾崎紅葉に師事。1895年発表の「夜行巡査」「外科室」が“観念小説”の呼称を得て新進作家としての地歩を確立。以後、「照葉狂言」「高野聖」「婦系図」「歌行燈」、戯曲「天守物語」等、浪漫的・神秘的作風に転じ、明治・大正・昭和を通じて独自の境地を開いた。絶筆「縷紅新草」も三島由紀夫の絶賛を受ける。生誕百年の1973(昭和48)年には金沢市により泉鏡花文学賞が創設された。

判型違い

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

泉鏡花
登録
文芸作品
登録

書籍の分類