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真夏の死

三島由紀夫/著

693円(税込)

発売日:2020/10/28

  • 文庫

川端康成推薦の記念碑的短篇を収録!

海難事故で幼い子供を失った夫婦。不幸に直面した衝撃と怒り、悲嘆からの逃避、忘却のはじまり、そして──喪失の後の心情を克明に追う「真夏の死」のほか、川端康成に評価され作家デビューのきっかけとなった「煙草」、レズビアニズムを扱った先駆的で官能的な「春子」など、短篇小説ならではの冴えが際立つ11篇を収録。著者による解説も付した自選短篇集。【新装版】

目次
煙草
春子
サーカス

離宮の松
クロスワード・パズル
真夏の死
花火
貴顕
葡萄パン
雨のなかの噴水
解説 三島由紀夫
津村記久子

書誌情報

読み仮名 マナツノシ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 Richard Osbourne/カバー写真、Getty Images/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 368ページ
ISBN 978-4-10-105048-5
C-CODE 0193
整理番号 み-3-18
ジャンル 文芸作品
定価 693円

著者プロフィール

三島由紀夫

ミシマ・ユキオ

(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威(きみたけ)。1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。

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