ホーム > 書籍詳細:眠れなくなる 夢十夜

眠れなくなる 夢十夜

阿刀田高/著 、あさのあつこ/著 、西加奈子/著 、荻原浩/著 、北村薫/著 、谷村志穂/著 、野中柊/著 、道尾秀介/著 、小池真理子/著 、小路幸也/著

506円(税込)

発売日:2017/01/01

書誌情報

読み仮名 ネムレナクナルユメジュウヤ
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-101051-9
C-CODE 0193
整理番号 な-1-51
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 506円

人気作家十名が、それぞれの「忘れえぬ夢」を綴る名アンソロジー。一夜に一篇。

あなたにも、「忘れられない夢」がありますか。見知らぬ橋で、いつか訪れるはずの誰かを待つ男。父親から命を受けた幼い息子が赴く上総の海。今際の際に現れた、思い出を食べる伝説の動物――。100年の時を超え、夏目漱石『夢十夜』にインスパイアされた10名の人気作家が紡ぐそれぞれの夢物語。「こんな夢を見た」の名文句に始まる珠玉の10篇を編み込んだ、儚くも美しい、夢アンソロジー。

目次
阿刀田高 夢一夜
あさのあつこ 厭だ厭だ
西加奈子 小鳥
荻原浩 長い長い石段の先
北村薫 指
谷村志穂 こっちへおいで
野中柊 柘榴のある風景
道尾秀介 盲蛾
小池真理子 翼
小路幸也 輝子の恋

まとめテーマでくくる 本選びのヒント

著者プロフィール

阿刀田高

アトウダ・タカシ

1935(昭和10)年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995(平成7)年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。他に『ギリシア神話を知っていますか』『源氏物語を知っていますか』『知的創造の作法』『アンブラッセ』『地下水路の夜』など著書多数。

あさのあつこ

アサノ・アツコ

1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師として勤務の後、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI〜VI」で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『No.6』『弥勒の月』シリーズ、『The MANZAI』『ぬばたま』『ゆらやみ』『花や咲く咲く』『もう一枝あれかし」『花を呑む」『末ながく、お幸せに』など多数。リズミカルで詩的な広がりを感じさせる文章と、瑞々しく繊細な心情描写から生まれる共感度の高い作品が人気を博し、ファンタジーから時代小説まで幅広いジャンルの物語を紡ぎ続けている。

西加奈子

ニシ・カナコ

1977(昭和52)年、イランのテヘラン生れ。エジプトのカイロ、大阪で育つ。2004(平成16)年に『あおい』でデビュー。翌年、1 匹の犬と5人の家族の暮らしを描いた『さくら』を発表、ベストセラーに。2007年『通天閣』で織田作之助賞を受賞。2013年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞受賞。その他の小説に『窓の魚』『きいろいゾウ』『うつくしい人』『きりこについて』『炎上する君』『円卓』『漁港の肉子ちゃん』『地下の鳩』『ふる』など多数。

荻原浩

オギワラ・ヒロシ

1956(昭和31)年、埼玉県生れ。成城大学経済学部卒。広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。1997(平成9)年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞を、2014年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞受賞を、2016年『海の見える理髪店』で直木三十五賞を受賞。著作に『ハードボイルド・エッグ』『神様からひと言』『僕たちの戦争』『さよならバースディ』『あの日にドライブ』『押入れのちよ』『四度目の氷河期』『愛しの座敷わらし』『ちょいな人々』『オイアウエ漂流記』『砂の王国』『月の上の観覧車』『誰にも書ける一冊の本』『幸せになる百通りの方法』『家族写真』『冷蔵庫を抱きしめて』『金魚姫』『ギブ・ミー・ア・チャンス』など多数。

北村薫

キタムラ・カオル

1949(昭和24)年埼玉県生れ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。高校で教鞭を執りながら執筆を開始。1989(平成元)年『空飛ぶ馬』でデビュー。1991年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞受賞。2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞〈評論・研究部門〉を受賞。2009年『鷺と雪』で直木賞受賞。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。著作に〈円紫さんと私〉シリーズ、『スキップ』『ターン』『リセット』の〈時と人〉三部作、〈ベッキーさん〉シリーズ、〈中野のお父さん〉シリーズ、〈いとま申して〉三部作などがある。ほかに『飲めば都』『ヴェネツィア便り』『雪月花』など著書多数。アンソロジーや『北村薫のうた合わせ百人一首』『本と幸せ』などエッセイ、評論にも腕をふるう〈本の達人〉としても知られている。2019年に作家デビュー30周年を迎えた。

谷村志穂

タニムラ・シホ

1962(昭和37)年、札幌市生れ。北海道大学農学部で動物生態学を専攻。1990(平成2)年、ノンフィクション『結婚しないかもしれない症候群』で、女性を中心に大きな支持を集める。1991年、『アクアリウムの鯨』を発表し、小説家としてデビュー。2003年、『海猫』で、島清恋愛文学賞を受賞。『十四歳のエンゲージ』『シュークリアの海』『アイ・アム・ア・ウーマン』『黒い天使になりたい』『余命』『黒髪』『雪になる』『みにくいあひる』『スノーホワイト』『冷えた月』『いそぶえ』『ボルケイノ・ホテル』『大沼ワルツ』『移植医たち』『セバット・ソング』などの作品がある。

野中柊

ノナカ・ヒイラギ

1964年生まれ。立教大学卒業後、渡米。1991年、ニューヨーク州在住時に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『小春日和』『ダリア』『プリズム』『昼咲月見草』『あなたのそばで』『公園通りのクロエ』『波止場にて』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話や絵本に『パンダのポンポン』シリーズ(既刊10巻)、『赤い実かがやく』『ヤマネコとウミネコ』『本屋さんのルビねこ』シリーズ(既刊2巻)など著書多数。また『お馬鹿さんなふたり』(レベッカ・ブラウン著)『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン著)などの翻訳も手がける。

道尾秀介

ミチオ・シュウスケ

1975(昭和50)年、東京都生れ。2004(平成16)年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビューする。独特の世界観を持つ作家として、大きな注目を集めている。2007年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、2009年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞を受賞。2010年『龍神の雨』で大藪春彦賞を、『光媒の花』で山本周五郎賞を受賞する。2011年『月と蟹』で直木賞を受賞。ほかに、『向日葵の咲かない夏』『片眼の猿』『ノエル』『貘の檻』『透明カメレオン』『スタフ staph』『サーモン・キャッチャー the Novel』などの作品がある。

小池真理子

コイケ・マリコ

1952(昭和27)年、東京生れ。成蹊大学文学部卒業。1996(平成8)年『恋』で直木賞、1998年『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で柴田錬三郎賞、『無花果の森』で2011年度芸術選奨文部科学大臣賞、2013年『沈黙のひと』で吉川英治文学賞を受賞した。代表的な長編作品に『狂王の庭』『虚無のオペラ』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』『ストロベリー・フィールズ』がある一方、短編の名手としても知られ、『水無月の墓』『夜の寝覚め』『雪ひらく』『玉虫と十一の掌篇小説』『Kiss』といった短編集も多数発表している。また、エッセイ集に『闇夜の国から二人で舟を出す』などがある。

小路幸也

ショウジ・ユキヤ

北海道生れ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。2003(平成15)年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』でメフィスト賞を受賞してデビュー。著書に「東京バンドワゴン」シリーズ、『うたうひと』『空へ向かう花』『わたしとトムおじさん』『ブロードアレイ・ミュージアム』『リライブ』『荻窪 シェアハウス小助川』ほか多数。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

阿刀田高
登録
あさのあつこ
登録
西加奈子
登録
荻原浩
登録
北村薫
登録
谷村志穂
登録
野中柊
登録
道尾秀介
登録
小池真理子
登録
小路幸也
登録
文学賞受賞作家
登録

書籍の分類